岐阜県図書館 郷土資料展(第12回)
県図書館の今と昔

〜旧館時代の なつかしの品々〜
期間:平成17年7月30日(土)〜平成17年8月25日(木)
場所:岐阜県図書館2階 世界分布図センター 展示コーナー(入場無料)
展示資料リスト(PDFファイル)


○はじめに

 新図書館開館10周年を記念して、「第12回 郷土資料展 県図書館の今と昔」を企画しました。明治末に教育関係者によって創設された「岐阜県教育会附属図書館」を前身とする図書館の長い歴史を、その時々に収集した資料とともにたどりながら、振り返っていただければ幸いです。

 当館は、昭和9年に「岐阜県立岐阜図書館」として第一歩を踏み出しました。太平洋戦争では戦火で蔵書の大部分を失うという悲しい出来事もありましたが、収集は休むことなく続けられました。
 GHQから贈られたアメリカの出版物、明治期の県庁所蔵図書、いくつかのユニークな個人コレクション、新図書館開館後に収集した19世紀ファッション雑誌など、貴重な資料群がその後さらに加わりました。これらの資料の中から、各コレクションのエッセンスとも言える資料を選んで展示いたします。
 また、岐阜公園にあった旧図書館の、館内を飾た絵画や書、また、カウンターまわりの品々、市町村巡回に使われた柳行李など、懐かしい品々も同時に展示します。