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清水 潤/著 -- 青弓社 -- 2018.3 -- 910.268

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 状態
一般1階 /910.2/イ/ 8134909370 一般 館内有

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書名 鏡花と妖怪
著者名 清水 潤 /著, 怪異怪談研究会 /編  
出版者 青弓社
出版年 2018.3
ページ数 341p
大きさ 22cm
NDC分類(9版) 910.268
個人件名 泉 鏡花
著者紹介 1970~2017年。岐阜県生まれ。東京都立大学大学院博士課程満期取得退学。博士(文学)。首都大学東京都市教養学部助教を務めた。共著に「進化する妖怪文化研究」「怪異を歩く」など。
内容紹介 大正期から昭和期における泉鏡花のテクストを丁寧に読み解き、希代の妖怪作家・鏡花と現代の怪異怪談文化をも接続して、近現代日本の怪奇幻想の系譜を紡ぎ出す。飯倉義之、乾英治郎らによる8編のコラムも収録。
ISBN 4-7872-9247-6
ISBN13桁 978-4-7872-9247-6

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
鏡花が描く妖怪像 18-38p
恋愛劇と「大魔神」 39-56p
顔を奪うむじな 57-64p
「語られ/騙られ」る怪異と向き合うために 飯倉 義之/著 65-66p
怨まない幽霊たち 67-83p
器怪が躍る昭和モダニズム 乾 英治郎/著 84-85p
マンガ化される「高野聖」 90-106p
「妖怪ブーム」前夜の水木しげる 107-128p
一九七〇年代の「妖怪革命」 129-147p
怪奇・妖怪・ホラー 伊藤 龍平/著 148-149p
地方を旅する鬼太郎 150-165p
自動車に乗る鼠 170-189p
走りゆく怪、流れつく怪 今井 秀和/著 190-191p
岡本綺堂の怪談 192-212p
国枝史郎「神州纐纈城」試論 213-232p
「伝奇小説」の系譜と「異端文学」ブーム 谷口 基/著 233-234p
「由縁の女」の小説手法 238-255p
結末を持たない小説の読み方 256-270p
「読み」をめぐる転換と煽動 副田 賢二/著 271-272p
大正末期の鏡花文学 273-289p
複製される「像」 290-310p
鏡花テクストの視覚性 三品 理絵/著 311-312p
小説家の眼差しの彼方に 313-331p
鏡花文学の女性表象 金子 亜由美/著 332-333p