ふるさと宮代ものがたり

『宮代ものがたり』の発刊を祝して 監修者 宇都宮 敢・・・・・・・・・・・・2 ふるさとを愛する人に       学校長 中村 廣思・・・・・・・・・・・・3 第1章 ふるさとの昔ばなし 民話伝説と人物伝 日でりになやむ 村人たち  ドドキチの大だいこ  (宮代の雨ごい池とたいこ踊り)・・・・・・・・・・・14  おきくさんの大じゃ  (蛇池をつくった村人たち)・・・・・・・・・・・・・19  蛇池にすむ大じゃの話 (大じゃになった人 大じゃをみた人)・・・・・・・・23  弥助の水出し地ぞう  (観音さまのおつげ 森下のわき水)・・・・・・・・・25  ほうこう寺の火の玉  (宮代と表佐の命をかけた水あらそい)・・・・・・・・28 きつねとたぬきと 村人たち  ろくよむさとめぎつね   (中筋のきつね塚につたわる愛の物語)・・・・・・31  朝倉みちの赤いちょうちん (誰もがばかされてみたいと思った話)・・・・・・35  宮代ぎつねは娘にばける  (森下のばあさんとじいさんがみた化け娘)・・・・39  これくらいけ!と大入道  (森下のダイロさまの古だぬき)・・・・・・・・・42  宮代だぬきは男をばかす  (つるべにのせたり、ぼうずになったり)・・・・・44 夢のふくらむ 村人たち  ダダボシのおきみやげ   (南宮山をつくった巨人のあしあと)・・・・・・・46  杉のもとの王子さま    (大領神社のご神体と壬申の乱)・・・・・・・・・52  竜宮のつりがね      (古清水からでてきた国宝つりがね)・・・・・・・54  お茶所の仏さま      (ぬすっとも心をいれかえた境野の伝え話)・・・・57  みとしろさん       (県営住宅のちかく 乳出し地ぞう)・・・・・・・60  飛騨からござった美寄さま (大峰・大慈寺の耳だれじぞう)・・・・・・・・・65 ふるさとに かおる人びと  壬申の乱でかつやくした 宮勝木実 (不破の大領)・・・・・・・・・・・・・71  将軍に国書の講義をした 不破惟益 (神道の学者)・・・・・・・・・・・・・75  朝倉へ南神宮寺を移した 秀覚法印 (無冠の名僧)・・・・・・・・・・・・・79  岐阜県表彰一号となった 芳賀為助 (社家の忠僕)・・・・・・・・・・・・・85 第2章 ふるさとのあゆみ 文化史 みやしろ 大むかしの宮代(原始)  たくさんの石器がでた村西    3000年より前 縄文のころ・・・・・・・・・92  たくさんの土器がでた村東    2000年ほど前 弥生のころ・・・・・・・・・94  美濃国の氏神 南宮神社     1800年ほど前 弥生のころ・・・・・・・・・96  古墳がかたまっていた山東と朝倉 1600年ほど前 古墳のころ・・・・・・・・・98  二だん円墳かぶとづかの発掘   1400年ほど前 古墳のころ・・・・・・・・・100  宮代からでた数々の古墳文化   1400年ほど前 古墳のころ・・・・・・・・・102 貴族のころの宮代(古代)  天下わけめの壬申の乱と宮代    1300年ほど前 飛鳥のころ・・・・・・・・104  宮代につたわる伝説 壬申の乱   1300年ほど前 飛鳥のころ・・・・・・・・106  不破郡の新居郷といわれた宮代   1200年ほど前 奈良のころ・・・・・・・・108  美濃一の宮となった南宮神社    1000年ほど前 平安のころ・・・・・・・・110  神と仏がとけあった南神宮寺    1000年ほど前 平安のころ・・・・・・・・112  万葉集や新古今集によまれた南宮山 1000年ほど前 平安のころ・・・・・・・・114 武士のころの宮代(中世)  頼朝をとむらった南神宮寺    800年ほど前 鎌倉のころ・・・・・・・・・・116  元寇で戦勝を祈った南宮社    700年ほど前 鎌倉のころ・・・・・・・・・・118  南宮社の社領と名主孫次郎殿   700年ほど前 鎌倉のころ・・・・・・・・・・120  関白一条兼良のみた南宮まつり  500年ほど前 室町のころ・・・・・・・・・・122  南宮の火災と 織田の禁制    500年ほど前 室町のころ・・・・・・・・・・124  関ヶ原の勝敗をきめた南宮山   400年ほど前 織豊のころ・・・・・・・・・・126  合戦6日前に 南宮社炎上    400年ほど前 織豊のころ・・・・・・・・・・128 武士のころの宮代(近世)  南宮社造営費しめて七千両     350年ほど前 前期のころ・・・・・・・・・130  幕府も藩も行なった宮代検地    350年ほど前 前期のころ・・・・・・・・・132  一千石が幕府領三六〇石が南宮領  300年ほど前 前期のころ・・・・・・・・・134  水呑百姓と大高持の宮代村     200年ほど前 中期のころ・・・・・・・・・136  宮代村の雨ごい文書        200年ほど前 中期のころ・・・・・・・・・138  選挙でえらんだ宮代の庄屋     200年ほど前 中期のころ・・・・・・・・・140  戸数四百、人口千五百の宮代村   150年ほど前 幕末のころ・・・・・・・・・142  くらし方まできめたお達し     150年ほど前 幕末のころ・・・・・・・・・144  村民のあらそいと村政改革     150年ほど前 幕末のころ・・・・・・・・・146 新しい世の中の宮代(近代)  朝倉へうつった南神宮寺      100年ほど前 明治のころ・・・・・・・・・148  濃尾大震災と大水・大火事     90年ほど前 明治のころ・・・・・・・・・150  日清・日露でなくなった人びと   80年ほど前 明治のころ・・・・・・・・・152  村を動かす青年婦人と耕地整理   60年ほど前 大正のころ・・・・・・・・・154  日中戦争から太平洋戦争へ     40年ほど前 昭和のころ・・・・・・・・・156  青年師範と不破高校        30年ほど前 昭和のころ・・・・・・・・・160  全国へ出荷される洋らん栽培    20年ほど前 昭和のころ・・・・・・・・・162  朝倉うんどう公園と三重塔解体修理 10年ほど前から 進行中・・・・・・・・・164 ふるさとの四季を詠む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166 第3章 ふるさとのこころ 文化財と民俗 美濃文化をうみだした足あと(指定文化財)  歴史の重みをもつ 国の宝もの 国指定の重要文化財26件・・・・・・・・・・・168  古式ゆかしい 祭りの宝もの  国指定の重要無形民俗文化財・・・・・・・・・174  宮代にあつまる 県の宝もの  県指定の重要文化財 6件・・・・・・・・・・179  南と北に幻の 県の宝もの   県指定の史跡文化財 2件・・・・・・・・・・181  みんなで守ろう 町の宝もの  町指定の重要文化財 8件・・・・・・・・・・187 村びとたちに まもられて(無指定文化財)  村人の心をそだてる お宮とお寺 二六社と八ヵ寺の有形文化財・・・・・・・・190  くらしのふしめ・おまつり文化  お歩射や花火などの無形文化財・・・・・・・196  ひっそりとたたずむ 野仏たち  数百体の地蔵さま 石仏文化財・・・・・・・200  村への悪霊を防いだ石神たち   道祖神や山の神など 石神文化財・・・・・・206  めずらしい 清月院の仏足跡   お釈迦さまの足のうら、石造文化財・・・・・215  何百年も語りつがれた地名考   新旧六七の地名が語る人文文化財・・・・・・219 おじいちゃんの 子どものころ(民俗文化財)  着るもの 食うもの 住まうとこ 80年まえの 衣・食・住・・・・・・・・・・230  お正月から おおみそかまで   80年まえの 年中行事・・・・・・・・・・・236  生まれてから 死ぬまで     80年まえの 人の一生のふしめ・・・・・・・239  うたったり うらなったり    80年まえの 歌・占・諺・方言・・・・・・・241 第4章 ふるさとの自然 南宮山麓のいぶき 大地をふみしめて  南宮山から 見わたすと   みやしろの位置・・・・・・・・・・・・・・・・244  山あり 川あり 野原あり  みやしろの地形・・・・・・・・・・・・・・・・246  あたたかく 雨おおく    みやしろの気候・・・・・・・・・・・・・・・・249  3億年まえ 南宮山生まれる みやしろの地層・・・・・・・・・・・・・・・・252 みやしろの生物たち  大谷池のモリアオガエル 天然記念物の生態・・・・・・・・・・・・・・・・・258  宮代山のどうぶつたち  その種類と、生態・・・・・・・・・・・・・・・・・260  南宮さんの神木ツバキ  垂井町の花と信仰・・・・・・・・・・・・・・・・・276  宮代のしょくぶつたち  その種類と、生態・・・・・・・・・・・・・・・・・282 くらしの水 神の水  水をたもつ みどりの森  シイ・カシ・ツバキの照葉樹林・・・・・・・・・・288  村人の努力 ため池つくり 蛇池と 大谷池と 新田開発・・・・・・・・・・・290  村人のちえ 宮代のマンボ 扇状地の地下水をいかす工夫・・・・・・・・・・・297  地中を走る 西濃用水   揖斐川の水で 宮代の米つくり・・・・・・・・・・303  ふるさとの学校を詠む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・305  ふるさと宮代のあゆみ(年表)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・306   あとがき 「宮代ものがたり」編集委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・308