(解説)
被差別部落に対する偏見に支配されていたある母親は
差別と闘う部落の真実の姿を見つめたとき、彼女自身の
変革と自立は始まる。逃げ出してしまいたい仕事の実態
の中に、部落差別を見抜いたとき、被差別部落の青年は
初めて強くなり、光と熱のある自分の人生は始まるとい
う物語である。