令和元年7月7日、株式会社岐阜放送との共催で「北川悦吏子トークショー まだまだ、青い。~言葉がうまれる風景~」を開催しました。

7月7日は七夕、岐阜県図書館の新館開館日、そして、昨年のNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」の主人公である鈴愛と律の誕生日です。この記念日に、「半分、青い。」の脚本家であり、岐阜県出身の北川悦吏子さんをお招きし、ふるさと岐阜での思い出や、現在の創作活動についてお話を伺いました。
岐阜での思い出
木曽川の風景や美濃太田での盆踊りの記憶、通っていた高校の近くにある公園など、ふるさとでの思い出について語っていただきました。また、ドラマ「半分、青い。」で主人公の故郷のモデルとなった岐阜県恵那市岩村の商店街の現在の映像を交えながら、地元の人たちにも愛された、この作品についてふり返っていただきました。
数々の大ヒットドラマの創作について
たくさんのドラマの脚本を書かれた北川さん。参加者の中にも、北川さんのドラマとともに人生を歩んできた人も多いことでしょう。登場人物のセリフやしぐさなど、心に響く数々の名シーンが生み出された背景についてもお話いただきました。
ハンディキャップのある人を描くこと
「ビューティフルライフ」や「半分、青い。」など、ハンディキャップのある人をドラマで描くことで、それが特別なことと思わない世の中になるようにという思いがあるということ、朝ドラは特にそうした意味で効果的で影響力があると考えたことなど、ご自身の体験にも基づく貴重なお話をいただきました。

トークショーでは、司会の東千晴アナウンサー(岐阜放送)との軽快なトークで、北川さんの朗らかで気さくな人柄が伝わり、多くの人の心をとらえるドラマや映画、著書を生み出す瑞々しい感性に触れることができました。
関連図書展示
トークショーに関連して、北川悦吏子さんの著作など関連図書を展示しました。

名産品の販売
ドラマ「半分、青い。」に関連した食べ物や飲み物などの土産品の販売を行いました。

問い合わせ先
担当係 | 岐阜県図書館 企画課 企画振興係 |
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電話 | 058-275-5111 |