令和3年7月4日、7月18日に企画展示「岐阜県のアスリートたち」記念講演会を開催しました。
7月4日「アスリートのための条件」 講師:山脇恭二氏
岐阜大学教授で、1984年ロサンゼルスオリンピック体操男子団体総合の銅メダリストである山脇恭二氏を迎え、「アスリートのための条件」をテーマとした講演会を開催しました。
身体と脳を繋いで、動ける「からだ」をつくるためには姿勢が大切であること、感覚をつかむこと、心を磨くことなどをさまざまなスポーツの例を提示しながら、分かりやすくお話いただきました。
参加者の感想(一部)
- 今からでも自分の身体や感覚にアプローチできることがあると感じました。また、将来自分の子どもの教育にも活かすことができる大変貴重なお話を聞けました。
- 体づくり、筋肉づくりの大切さ、意識して真似るということ、基本姿勢の重要さなど、スポーツをする上で大切なことを色々知ることが出来ました。指導者の先生方も工夫しながらご指導頂いていることを改めて感じました。今日は貴重なお話を聞けてよかったです。
- アスリートのための条件は、「基本」を大切にすること、「心」を磨くことだと思いました。それをブレずに積み重ねていける人が一流のアスリートになれるのだと思いました。
7月18日「東京オリンピック・パラリンピックにむけて」 講師:若井敦子氏
空手家で、日本選手権8連覇や世界選手権4連覇の記録を持つ若井敦子氏を講師に迎え、「東京オリンピック・パラリンピックにむけて」をテーマとした講演会を開催しました。
東京2020オリンピックで正式種目となった空手。講演では、形の見方の実演や、「負け」をどのように力に変えていくのか、ご自身の経験も織り交ぜながらお話いただきました。
参加者の感想(一部)
- オリンピックでの空手を見る目が養われて楽しみが増した。そしてスポーツの本質を考えることができた。
- 人の在り方が人生に問われることが本当によく分かったお話でした。トップアスリートならではのすばらしいお話、ありがとうございます。自分の人生にこれから生かしていきます。本当にありがとうございました。
- 若井先生のかっこいい姿がたくさん見られてうれしかったです。お話も聞きやすく、元気と勇気をもらえました。また、オリンピック、パラリンピックに出場される選手もそれぞれいろんな困難を乗り越えたりドラマがあるのだろうと思うとすごく楽しみになりました。がんばれ!!日本!!
企画展示・ロビー展示 ※臨時休館中は休止
企画展示「岐阜県のアスリートたち」、関連ロビー展示は9月15日(水曜)まで開催中です。
企画展示室では、講演会でお話いただいた山脇恭二氏、若井敦子氏のインタビューパネルや、山脇恭二氏がロサンゼルスオリンピックで獲得された銅メダル、若井敦子氏が獲得された世界選手権4連覇の金メダルやギネス認定証など貴重な展示品もご提供いただき、展示しています。

ロビーでは、車イスバスケットボールで使用される車イス(養老町・松永製作所)、走り幅跳び等で使用される義足用板バネ(各務原市・今仙技術研究所)の展示や、パラアスリートの写真パネルを展示しています。
臨時休館中は、一部場所を変えて展示しています。予約本の受取や本の返却の際にご覧ください。


「聖火リレートーチにさわってみよう」体験 ※終了しました

岐阜県図書館名誉館長の紺野美沙子さんは、4月3日に郡上市を聖火リレーランナーとして走られました。その際に使用したユニフォームと聖火リレートーチを企画展示室で展示しています。
7月4日から8月15日までの毎週日曜日には、企画展示室内で実際に聖火リレートーチをさわったり、写真を撮ることができる体験を行いました。年代を問わず、300名以上の方がトーチにさわったり、記念撮影を行いました。
また室内にはメッセージボードを用意して、トーチにふれての感想や、アスリートたちに向けてのメッセージをお寄せいただきました。
参加者の感想(一部)
- トーチにふれる体験ができ、すごくうれしかったです。オリンピックが無事にできるよう、願っています。
- 本物のトーチが持てて感激しました。オリンピックが身近になりました。
- トーチの体験は思いもよらなかった。
問い合わせ先
担当係 | 岐阜県図書館 企画課 企画振興係 |
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電話 | 058-275-5111 |