イベント・事業報告
令和7年11月3日、岐阜県図書館にて、紺野美沙子名誉館長朗読会「谷川俊太郎の世界 ~愛した歌、音楽、そして言葉~」を開催しました。紺野美沙子さんによる詩の朗読に、高瀬“makoring(まこりん)”麻里子さんの心に響く歌声、黒木由香さんの多彩なピアノ演奏が重なり合い、会場は感動に包まれました。
朗読では、「音楽の前に…」「うそ」をはじめ、絵本『ことばあそびうた』から「ののはな」「ばか」、愛をテーマにした「魂のいちばんおいしいところ」など、計7編の詩を披露しました。
さらに、谷川俊太郎さんが愛した音楽として、モーツァルトのピアノソナタ第11番を黒木さんが演奏。谷川俊太郎さん作詞の「世界の約束」「死んだ男の残したものは」などの楽曲を、まこりんさんの歌と黒木さんの演奏でお届けしました。また、代表作「生きる」は、来場者全員で群読を行い、一体感あふれる時間となりました。
朗読の最後を飾ったのは、デビュー作「二十億光年の孤独」。そして「鉄腕アトム」の歌と演奏で、感動的なフィナーレを迎えました。
ご来場の皆様には、文学と音楽、歌のコラボレーションを通じて、詩人・谷川俊太郎が紡いだ言葉の世界を存分に味わっていただけたことと思います。
参加者の感想(一部抜粋)
- ことばや音楽の楽しさを強く感じました。とてもすばらしかったです。谷川俊太郎さんの詩を改めて読んでみたいと思いました。
- とても感動しました。まこりんさんの歌声と黒木さんのピアノ演奏に心動かされました。紺野さんの親しみやすいトークと朗読もとてもよかったです。
- 朗読会に参加するのは初めてでしたが、とても有意義な素敵な時間でした。本来目で見る詩を耳で聴くという体験はとても心を動かすパワーがありました。ピアノや歌のパフォーマンスも朗読と融合すると想像の景色が広がりとても楽しかったです。
- 生の言葉や音楽に触れ、感動的な時間を過ごすことが出来ました。谷川俊太郎さんの世界に浸ることが出来て感激しています。ありがとうございました。
関連図書展示
当日は閲覧室内に、谷川俊太郎さんの著作など関連する資料を展示、貸出を行いました。展示した資料の一覧は「展示リスト」をご覧ください。
朗読会関連展示リスト(PDF:272KB)
問い合わせ先
| 担当係 | 岐阜県図書館 企画課 企画振興係 |
|---|---|
| 電話 | 058-275-5111 |