企画展示
終了
岐阜県図書館では、随時「当館所蔵地図の紹介」として企画展示を行っています。
今回は、「鳥瞰図(ちょうかんず)・bird's eye viewの世界」と題し、「大正の広重」と呼ばれた吉田初三郎(よしだ はつさぶろう)の作品(原画1点を含む)を中心に、江戸時代から現代までの鳥瞰図を次のとおり展示します。
入場無料です。ぜひ、ご観覧ください。

基本情報
開催日時
令和元年10月26日(土曜日)から12月22日(日曜日)
時間:10時00分から20時00分(土日祝日は18時まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、毎月最終金曜日
12月3日(火)から17日(火)は図書総点検のための休館
開催場所
岐阜県図書館 1階 企画展示室
内容
岐阜県図書館が所蔵する約15万点の地図・地図関連資料の中から、岐阜県内の地図を中心に、全国・世界に及ぶ鳥瞰図を展示します。
展示地図(主なもの)
日本
(1)江戸時代
- 「木曽路名所一覧(複製)」(葛飾北斎(かつしか ほくさい))
- 「東海道五十三駅景勝二編」(五雲亭貞秀(ごうんてい さだひで))
(2)近代
- 「養老鉄道沿線名所図絵(原画)」(吉田初三郎)
- 「ながら川の鵜飼」(吉田初三郎)
(3)現代
- 「京都絵図(その2 御所中心)」(石原正(いしはら ただし))
- 「富士山」(村松昭(むらまつ あきら))
世界
近世
- 「MOSCVA」(Merian(メーリアン))
鳥瞰図とは
空を飛んでいる鳥が地表を見るように、高い視点から地表を斜めに俯瞰して見たように描いた地図のことです。大正の広重と呼ばれる吉田初三郎も鳥瞰図絵師の代表的な一人です。
これらの技法は、欧米でも発達しており「bird's eye view」と呼ばれ、17世紀~18世紀には 近現代の真上から見下ろして描いた地図よりも、鳥瞰図の技法で多く市街地が描かれました。
問い合わせ先
担当係 | 岐阜県図書館 サービス課 郷土・地図情報係 |
---|---|
電話 | 058-275-5111 |