県図書館では、岐阜大学との連携による公開講座「楽習会」を平成18年度から毎年開催しています。「楽習会」とは、講師を務める岐阜大学教育学部の先生が、言葉、文学、文化について、毎回異なるテーマでお話をする公開講座です。山田敏弘(やまだ としひろ)教授をはじめとする講師陣のお話は、毎回好評をいただいております。2022年度は下記のとおり開講します。

基本情報
開催日時(全て日曜日)
- 令和4年5月29日
- 令和4年6月26日
- 令和4年8月28日
- 令和4年9月25日
- 令和4年11月27日
- 令和4年12月25日
共通事項
開講時間
14時00分から15時30分(開場13時30分)
開催場所
岐阜県図書館 1階 多目的ホール
参加料
無料
定員
80名程度 予約不要
対象
高校生以上
新型コロナウイルス感染防止対策
下記のとおり、ご協力お願いします。
- 地域の感染状況等により、会場の収容人数を減らして開催します。
- 当日はマスクを着用のうえご参加ください。発熱等で体調不良の方のご参加はご遠慮いただきます。
- 当日受付にて、岐阜県感染警戒QRシステムにメールアドレスをご登録いただくようご協力ください。
- 状況によっては、映像配信等により講座を実施する場合があります。
詳細情報
内容
令和4年5月29日(日曜日)
「英語の「なぜ?」から考える」
講師:仲 潔 准教授
主に大学1年生(一部、中高生および学習書出版社を含む)から寄せられた「英語」に関するさまざまな疑問をとりあげつつ、日本語と英語との異同について探ります。
令和4年6月26日(日曜日)
「『源氏物語』桐壺巻頭を読む」
講師:小川 陽子 准教授
54巻におよぶ長編物語の始発である桐壺巻は、冒頭の一文から読者を引き込む仕掛けが用意されています。物語の始まりを味わってみましょう。
令和4年8月28日(日曜日)
「リトアニア語ってどんなことば?〜日本語との比較から」
講師:山田 敏弘 教授・副学長
リトアニアがどこにあるのかは分かっても、リトアニア語がどんな言語かを知る日本人は少ないでしょう。周囲のロシア語などのスラブ系言語やラトビア語、エストニア語を含むバルト三国の言語について、方言を含む日本語の例とも対比しながらお話しします
令和4年9月25日(日曜日)
「動物や食べ物の表現で考えることばと文化」
講師:飯田 泰弘 准教授
動物や食べ物は、諺や慣用句によく登場します。リトアニアでは「りんごの実はりんごの木から遠くへは転がらない」が「蛙の子は蛙」の意味になるそうです。国や地域によって動物や食べ物に対するイメージは異なり、その違いはことばにも反映される点を、映画シーン等も見ながら、日英語の表現を使って考えます。
令和4年11月27日(日曜日)
「唐代の諷諭詩」
講師:好川 聡 准教授
中国では古来より政治を諷刺することが詩の大事な役割の一つとされてきました。今回は盛唐の杜甫や中唐の白居易の作品を通じて、彼らがどのように政治を批判していったのか紹介します。
令和4年12月25日(日曜日)
「映画といっしょに楽しむ英米文学~『グレート・ギャツビー』編~」
講師:林 日佳理 助教
同じ物語でも、本で読むのと映画で観るのとでは楽しみ方のポイントが違います。また、両方の形で物語 にふれると、その面白さは二倍三倍へとふくれあがっていきます。 今回は『グレート・ギャツビー』を題材に、英米文学作品をその映画翻案とともに楽しむ秘訣をお話しします。
報道発表
問い合わせ先
担当係 | 岐阜県図書館 企画課 企画振興係 |
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電話 | 058-275-5111 |