県図書館では、岐阜大学との連携による公開講座「楽習会(がくしゅうかい)」を平成18年度から毎年開催しています。「楽習会」とは、岐阜大学教育学部の先生を講師に迎え、言葉・文学・文化について、毎回異なるテーマでお話しいただく公開講座です。
令和6年度の統一テーマは「食」です。ぜひご参加ください。
基本情報
開催日時(全て日曜日)
- 令和6年5月26日
- 令和6年6月23日
- 令和6年8月25日
- 令和6年9月29日
- 令和6年11月24日
- 令和6年12月22日
共通事項
開講時間
14時00分から15時30分(開場13時30分)
開催場所
岐阜県図書館 2階 研修室
参加料
無料
定員
60名程度 予約不要
対象
高校生以上
詳細情報
内容
令和6年5月26日(日曜日)
「英語で旅する世界の食文化」
講師:仲 潔 教授
英語は世界の様々な国・地域で用いられ、学ばれています。それらの国・地域における代表的な食べ物を取り上げつつ、「食」にまつわる英語表現や文化をご紹介します。
令和6年6月23日(日曜日)
「岐阜県の郷土料理にまつわる方言」
講師:山田 敏弘 教授
岐阜県には「朴葉ずし」や「鶏ちゃん」をはじめ、さまざまな郷土料理があります。甘味でも「みょうがぼち」や「ぶんたこ」は、今でも道の駅などで売られています。「おじや」や「からすみ」も共通語のものとは違います。これら伝統食にまつわる方言をご紹介していきます。
令和6年8月25日(日曜日)
「料理シーンに登場する日英語のオモシロ表現」
講師:飯田 泰弘 准教授
英語では、「固形物」か「液体」かで数え方が異なります。豚(pig)の肉はporkと言いますが、鶏(chicken)の肉は同じchickenを使います。boil(沸かす、沸く)の使い分けは何でしょうか。興味深い実例の宝庫と言われる日英語の料理表現に関して、映像などを見ながらご紹介します。
令和6年9月29日(日曜日)
「物語と絵で味わう日本古典文学の『食』」
講師:末松 美咲 准教授
日本の古典文学のなかには、日本人の食文化の歴史がさまざまに描かれています。特に、物語を視覚化した物語絵巻からは、当時の食事のあり方や、人と食べ物との関係が生き生きと伝わってきます。そんな日本古典文学の「食」の世界を、物語と絵で味わってみましょう。
令和6年11月24日(日曜日)
「『食』で楽しむ英語文学」
講師:林 日佳理 助教
人間生活のいろいろな側面を描く文学作品において、「食」が出てくるシーンが大事な役割を担うことは多々あります。今回は「食」を切り口にして、アメリカやカナダの小説作品を深く味わうポイントをご紹介します。
令和6年12月22日(日曜日)
「唐代の食事詩」
講師:好川 聡 准教授
漢詩には飲酒の詩がたくさんある一方で食事を描いた詩は目立ちませんが、杜甫や白居易といった詩人はプライベートの場での食事を丁寧に描き込んでいます。今回は彼らの詩を通じて美味しそうな唐代の食事の様子をご紹介します。
報道発表
問い合わせ先
担当係 | 岐阜県図書館 企画課 企画振興係 |
---|---|
電話 | 058-275-5111 |