第5回 「『源氏物語』が語らなかったもの―空白・続きの物語へ―」 小川　陽子准教授

令和2年12月6日（日曜日）に第5回「楽習会」を開催しました。

今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講師の小川准教授は会場の多目的ホール舞台袖よりご講演いただきました。

六条御息所との出会いや光源氏の死など、明確には語られていない物語の＜空白＞と、それを補おうとした後世の作品をご紹介いただきました。

当日紹介された図書

• 『雲隠六帖』（『日本古典偽書叢刊　第2巻』現代思潮新社、2004年）
• 『源氏の君の最後の恋』（『文藝』2020年夏季号、河出書房新社）
• 『源氏物語』紫式部/著、アーサー・ウェイリー/英訳、左右社、2017年
• 『輝く日の宮』丸谷才一/著、講談社、2003年
• 『藤壺』瀬戸内寂聴/著、講談社、2004年
• 『源氏物語』紫式部/著、瀬戸内寂聴/訳、講談社、2001年
• 『手枕』（『本居宣長全集　別巻１』本居宣長/著、筑摩書房、1976年）
• 『月に駆られて　六条御息所物語』杉本圭/著、アルファポリス、2004年
• 『あさきゆめみし』　大和和紀/著、講談社、2001年

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