令和4(2022)年

『岐阜市市内遺跡発掘調査報告書 平成31年度/令和元年度』

(岐阜市教育文化振興事業団編 岐阜市刊)掲載:『岐阜新聞』2022.3

岐阜市にある佐野遺跡や岐阜城下町遺跡など、計54遺跡の試掘調査・工事立会の成果と、調査過程で得た出土品を自然科学分析した結果及び考察について報告。なお、当館では平成10・11年度の報告書から所蔵している。

『岐阜市市内遺跡発掘調査報告書 平成31年度/令和元年度』

『第4次岐阜県青少年健全育成計画 令和3年度~令和7年度』

(岐阜県環境生活部私学振興・青少年課刊)掲載:『岐阜新聞』2022.3

岐阜県では平成18年度に「岐阜県青少年健全育成計画」を策定し、平成22年度に第2次計画、平成28年度に第3次計画を策定してきた。第4次計画では子どもや若者が抱える問題が複雑で多様化する状況を踏まえ、施策を決定。その基本方針や数値目標などを掲載している。

『第4次岐阜県青少年健全育成計画 令和3年度~令和7年度』

『清流 岐腎協50周年記念誌』

(岐阜県腎臓病協議会刊)掲載:『岐阜新聞』2022.3

岐阜県腎臓病協議会(患者会)は患者の治療費自己負担軽減を目指し、昭和46年に結成。現在も精力的な活動を続けている。本冊子では医療関係者による手記や、患者の透析体験記、関連資料などを掲載。会のこれまでの足跡を辿る事ができる1冊である。

『清流 岐腎協50周年記念誌』

『錦心流琵琶歌 曲譜のみちしるべ』

(廣瀬顥水, 畑尚水著 三恵社刊)掲載:『岐阜新聞』2022.3

琵琶は楽器を弾く「弾法」と、歌う「歌法」の2つの技法から成る。その歌法の一部であり、薩摩琵琶の流派である「錦心流琵琶」について、岐阜県在住である著者が構成や琵琶歌を形作る曲譜などを解説。参照資料として多数の文献や音源資料が挙げられており、琵琶の世界の奥深さが感じられる1冊である。

『錦心流琵琶歌 曲譜のみちしるべ』

『本巣本 vol.4』

(秘書広報課編 本巣市役所刊)掲載:『岐阜新聞』2022.2

キャッチフレーズに「よろこび、ぞくぞく 自給持続」を掲げる本巣市の魅力発見マガジン。シリーズ第4弾となる本紙の特集では、「未来へよろこびの種をまく」と題して、市内で活躍する農家を取り上げている。その他、本巣名品図鑑や生活情報などを掲載。

『本巣本 vol.4』

『児童生徒地図作品展記録集 第27回』

(岐阜県図書館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2022.2

岐阜県図書館で令和3年11月13日から28日の間に開催された作品展における展示作品を収録。地図の題材は鵜飼や地域の特産品といった岐阜ならではのものや、歴史、防災、グルメ、スポーツ選手など実に様々。過去の作品集もあわせて、ぜひ子ども達の情熱と努力の成果を感じてみてほしい。

『児童生徒地図作品展記録集 第27回』

『岐阜県新発見考古速報 2021』

(岐阜県文化財保護センター刊)掲載:『岐阜新聞』2022.2

岐阜県図書館で令和3年10月23日に開催された発掘調査報告会の発表資料。岐阜県の歴史を語る上で注目すべき発見となった妻木平遺跡(土岐市)、笹山古墳(大野町)、上保本郷遺跡(本巣市)についての最新の発掘調査成果を、発掘担当者や報告書の執筆担当者が報告。

『岐阜県新発見考古速報 2021』

『山と生きるひだびと 令和3年度企画展』

(飛驒市教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2022.2

飛驒市美術館で令和3年7月3日から8月22日の間に開催された企画展の展覧会図録。「飛驒の山樵及び木工用具」を中心に、山仕事や関連する食文化について紹介。展覧会の内容やひだびとの山に関する英知、その活かし方からは、自然を大切にする意味だけでなく、豊かさとは何かについても考えさせられる。

『山と生きるひだびと 令和3年度企画展』

『いわむら郷土読本 補遺編 第7巻』

(いわむら郷土読本編集委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2022.1

『歴史掘りおこし読本 いわむら』シリーズの続刊。地元の歴史や逸話について研究した内容を綴っており、補遺編となる今号では、第1から6巻の目次をはじめ、新たなエピソードを掲載。今後の郷土の歴史研究の切り口として活用したい1冊。

『いわむら郷土読本 補遺編 第7巻』

『特別展 清荒神清澄寺コレクション 荒川豊蔵作品展』

(荒川豊蔵資料館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2022.1

可児郷土歴史館で令和3年10月1日から11月28日の間に開催された展覧会における展示作品を収録。図版の他、学芸員による解説、荒川豊蔵年譜、用語解説を掲載。巻末には作品目録も掲載しており、荒川豊蔵作品の魅力が凝縮された1冊となっている。

『特別展 清荒神清澄寺コレクション 荒川豊蔵作品展』

『教育 No.52 令和3年度版』

(羽島郡二町教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2022.1

羽島郡二町教育委員会の概要や、羽島郡二町の学校教育、社会教育、人権教育等の実態について記載。学校教育においては「様々なかかわりの中で学び、社会の一員として貢献できる社会人の育成」を基本理念に掲げており、その実現に向けた施策と評価等が報告されている。

『教育 No.52 令和3年度版』

『大畑赤松3・4号窯発掘調査報告書』

(多治見市文化振興事業団埋蔵文化財発掘調査室編 多治見市教育委員会・多治見市文化振興事業団刊)掲載:『岐阜新聞』2022.1

多治見市埋蔵文化財発掘調査報告書第98号。今号で取り上げる2基の古窯跡は、14世紀代の東濃型山茶碗を焼成した窯である。その周辺の環境や発掘調査を実施するに至った経緯と経過、調査の成果について報告されている。

『大畑赤松3・4号窯発掘調査報告書』

令和3(2021)年

『清流の国ぎふ森林・環境基金事業成果報告書 令和元年度』

(岐阜県刊)掲載:『岐阜新聞』2021.3

岐阜県では「豊かな森づくり」「清らかな川づくり」「人づくり・仕組みづくり」の3つの分野で自然環境の保全・再生に向けた取り組みを行っている。本書ではそれに関連して、森林・環境税の導入目的や税を活用している事業の内容、令和元年度に実施した各種事業の実績、効果、評価などについて掲載。

『清流の国ぎふ森林・環境基金事業成果報告書 令和元年度』

『美濃・尾張の石碑を訪ねて』

(増田修著 産經新聞生活情報センター刊)掲載:『岐阜新聞』2021.12

著者の増田氏が岐阜県内や木曽三川河口部、尾張地区に点在する石碑を実際に見てまわり、そこに書かれている内容をまとめた資料。約400頁にわたり石碑が紹介されており、その数の多さと、著者の石碑への想いに驚くばかりである。

『美濃・尾張の石碑を訪ねて』

『大萱古窯跡群 窯下古窯跡 採集資料 収蔵陶片資料集 2』

(荒川豊蔵資料館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.12

荒川豊蔵が昭和5年4月以降に各所で採集し、現在も荒川豊蔵資料館で保管されている資料のうち、可児市久々利柿下入会(大萱地区)に所在する大萱古窯跡群窯下古窯跡の出土と確認できた資料135点を網羅した報告書。なお、同資料集の1巻では牟田洞古窯跡の採集資料を収録。

『大萱古窯跡群 窯下古窯跡 採集資料 収蔵陶片資料集 2』

『小品 第41集』

(小品の会刊)掲載:『岐阜新聞』2021.12

1972年結成の文芸サークル小品の会の作品集。会が発足してから半世紀が経とうとしているが、会員の執筆意欲は衰えることを知らない。今号でも各々が自由な題材を取り上げ、周囲の人々や家族への想い、日常生活での出来事について綴っている。当館では第3集から所蔵。

『小品 第41集』

『まくわうりぼうやともとすのくだものたんけん』

(まくわうりひろめ隊作・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.12

まくわうりひろめ隊とは、岐阜農林高等学校の生徒を中心に活動する団体のことで、「真桑のまくわうり」の魅力を発信するために広報活動などを行っている。本資料はその一環として作られた絵本で、まくわうりぼうやが本巣市で採れる主な果物を紹介する内容となっている。このほか『まくわうりとぼくのなつ』も所蔵。

『まくわうりぼうやともとすのくだものたんけん』

『子育てハンドブック 水都っ子 令和3年度』

(大垣市子育て総合支援センター、大垣市主任児童委員会編 大垣市刊)掲載:『岐阜新聞』2021.11

「水都っ子」とは「大垣の大切な子どもたち」のことで、本冊子は水都っ子を育てている世代を対象に、市内の子育て情報や医療機関などの概要を紹介したものである。各施設の所在地をまとめた「大垣子育てマップ」も収録されており、子育てにおけるあらゆる場面で活用してほしい1冊。

『子育てハンドブック 水都っ子 令和3年度』

『おんたけ 第3号』

(吉村登著・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.11

第10回小島信夫文学賞岐阜県知事賞を受賞した著者による、小説・自分史・エッセイの3部構成・7作品からなる個人誌。それぞれに深い味わいがあり、秋の読書に最適な1冊。『おんたけ』は創刊号から所蔵あり。

『おんたけ 第3号』

『学習・スポーツ・ボランティアナビ 2021 保存版』

(関市協働推進部生涯学習課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.11

関市は「市民ひとり1学習1スポーツ1ボランティア運動」をテーマに掲げ、積極的に社会活動に取り組んでいる。それに関連して、本情報誌では生涯学習・スポーツ・ボランティアの各分野にて活動する市内のグループ・団体情報や、スポーツイベント、出前講座を紹介。何か新しいことを始めるきっかけづくりとして活用してほしい1冊。

『学習・スポーツ・ボランティアナビ 2021 保存版』

『白球の残照 ステージ2 2020年版』

(齋藤輝政著)掲載:『岐阜新聞』2021.11

飛騨市軟式野球連盟古川支部の熱闘の記録集。第1部では2020年7月から9月に開催された大会の試合結果と観戦後記を掲載。第2部では「栄光のプロ野球90年史」と題し、戦争時代に生きた野球人の足跡を紹介。

『白球の残照 ステージ2 2020年版』

『岐阜関ヶ原古戦場記念館公式ガイドブック』

(岐阜県監修)掲載:『岐阜新聞』2021.10

開館一周年を迎える当施設の公式ガイドブック。各フロアの紹介や展示品の解説のほか、関ケ原史跡の現在の様子と、その場所が関ケ原合戦図屏風のどの扇に描かれているのか、登場する武将と併せて紹介されている。天下分け目の戦いと言われた「関ヶ原の戦い」の歴史が凝縮された1冊。

『岐阜関ヶ原古戦場記念館公式ガイドブック』

『かよこ☆夢の世界』

(辻加代子著 ロフロデザイン刊)掲載:『岐阜新聞』2021.10

絵本作家である著者の初めての作品集。優しい色合いで丁寧に描かれる絵には一編の文章が添えられており、それが作品の魅力をより一層引き立てている。著者はあとがきで「絵は、私の夢の世界」と語っており、その言葉通り、作品への愛情と輝きが詰まった1冊。

『かよこ☆夢の世界』

『幕末に世界一周やってみた』

(川合登志和構成 下呂市刊)掲載:『岐阜新聞』2021.10

日本人初の世界一周に随行した下呂市の俳人・加藤素毛の見聞記。下呂市では平成30年度より清流の国ぎふ推進補助金を受け、加藤素毛伝承事業を進めており、その一環で制作。全12話の漫画で構成される彼の人生をぜひ一読してみてほしい。

『幕末に世界一周やってみた』

『ICT活用実践事例集 令和2年度』

(岐阜県高等学校教育研究会数学部会刊)掲載:『岐阜新聞』2021.10

「岐阜県教育振興基本計画(第3次岐阜県教育ビジョン)」において、今後重点的に取り組む施策の一つとして「ICT環境の整備と利活用の推進」が挙げられている。本資料では県内高等学校107校の数学科授業におけるICT機器等の活用例を紹介。各学校の工夫を凝らした様子を知ることができる。

『ICT活用実践事例集 令和2年度』

『ぎふミュージアムガイド』

(編集委員会編 岐阜県文化財保護協会創立50周年実行委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2021.9

岐阜県内にある博物館、美術館、記念館等の計228施設を紹介。連絡先や入館料、休館日など、各施設の概要がまとめられており、来館前に参考になる情報が多数掲載されている。岐阜県の指定文化財数や世界的遺産についてまとめたコラムも必読。

『ぎふミュージアムガイド』

『東海伝統工芸展 第52回』

(第52回東海伝統工芸展図録編集委員編 日本工芸会東海支部刊)掲載:『岐阜新聞』2021.9

陶芸、染織、漆芸・木竹工、人形、金工・諸工芸の五部会において工芸作品を一般公募し、入選した作品により開催された展覧会の図録。入選作品のうち21作品は岐阜県民の作品である。それぞれの作品の力強さ、繊細さ、美しさをぜひ味わってみてほしい。

『東海伝統工芸展 第52回』

『MSリーダーズ活動報告書 令和2年度』

(岐阜県高等学校教育研究会生徒指導部会刊)掲載:『岐阜新聞』2021.9

MSリーダーズとは、岐阜県の高校生が組織する規範意識啓発推進委員会である。令和2年度の県内の登録人数は7,019人、登録校数は109校。本冊子では2020年4月から2021年1月までの活動内容について地区別に報告。挨拶運動や清掃活動、感染症対策の呼び掛けを行い、地域に貢献する高校生達の姿が印象的な内容となっている。

『MSリーダーズ活動報告書 令和2年度』

『職場ガイドぎふ 2022年度版』

(岐阜県産業教育振興会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.9

県内企業の所在地、従業員数、採用実績などの概要を紹介。地区別・業種別索引がついており、目的に応じて情報収集することができる。就職活動のための参考資料として活用したい1冊。

『職場ガイドぎふ 2022年度版』

『重要無形民俗文化財 長良川の鵜飼漁の技術 保存活用計画』

(「長良川の鵜飼漁の技術」保存活用協議会編 岐阜長良川鵜飼保存会,小瀬鵜飼保存会,岐阜県岐阜市,岐阜県関市刊)掲載:『岐阜新聞』2021.8

岐阜県の代表的な文化である鵜飼漁だが、近年は担い手不足やシーズン中の長雨・水害といった社会的な課題も抱えている。そういった状況を踏まえ、保存活用の方針及び具体的な措置に関する計画を策定。その目的、文化財の概要や特徴、将来の展望などについて説明している。

『重要無形民俗文化財 長良川の鵜飼漁の技術 保存活用計画』

『選挙のあゆみ』13版

(岐阜市選挙管理委員会事務局編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.8

岐阜市における各種選挙の投票率の移り変わりや候補者得票数などについて掲載。選挙制度の実態と課題を知り、選挙について知識を深めることができる。

『選挙のあゆみ』13版

『日本人を苦しめた感染症と新型コロナウイルス感染症』

(稲垣裕美 他編 内藤記念くすり博物館刊)掲載:『岐阜新聞』2021.8

2021年度企画展図録。古代から近代、現代における感染症流行や、ウイルス・細菌性疾患の歴史について解説。カラー写真も豊富に掲載されており、感染症への理解を深めることができる1冊。

『日本人を苦しめた感染症と新型コロナウイルス感染症』

『第76回国民体育大会冬季大会スケート競技会(スピード)ぎふクリスタル国体2021報告書』

(第76回国民体育大会冬季大会スケート競技会(スピード)岐阜県実行委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2021.8

1月27日から31日にクリスタルパーク恵那スケート場で開催された競技会の記録集。総合成績や入賞者一覧はもちろん、開始式や協議会、関連行事の写真も掲載。コロナ禍の中数々の困難を乗り越えた選手達の様子をぜひ多くの人に知ってほしい。

『第76回国民体育大会冬季大会スケート競技会(スピード)ぎふクリスタル国体2021報告書』

『関鍛冶伝承館収蔵品図録 篇之壱』

(Spare Time Studio制作 関市刊)掲載:『岐阜新聞』2021.7

関鍛冶伝承館で収蔵している多数の資料の中から厳選した38種類を紹介。「刀剣編」と「刀装具編」の2部構成でなっており、「刀剣編」では各資料の製作年代、法量、形状といった基本情報や解説を併せて記載。

『関鍛冶伝承館収蔵品図録 篇之壱』

『中村航・小説講座 作品集3』

(中村航監修 大垣市文化事業団編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.7

大垣市出身の作家・中村航氏を講師に招いて行った小説講座受講生の作品集。中村氏は巻頭の選評で、収録した作品のどれもが「人間」や「人生」というものを考えるきっかけを与えてくれると語っている。今後は小説講座でなく、短編小説コンクールや講演会を開催。大垣文化のさらなる活性化に期待したい。

『中村航・小説講座 作品集3』

『混成合唱とピアノのための「郡上ぶし」』

(郡上ぶし編集会議刊)掲載:『岐阜新聞』2021.7

全国にもその名が知られるようになった夏の風物詩である「郡上踊り」の盆踊り歌「郡上ぶし」の合唱曲集。かわさき、古調かわさき、春駒、三百、ヤッチク、げんげんばらばら、猫の子、さわぎ、まつさかの各曲を、ピアノ伴奏で合唱できるように編曲した楽譜のほか、巻末に全曲の歌詞を掲載している。

『混成合唱とピアノのための「郡上ぶし」』

『歌集 地球のどこか』

(後藤進著砂子屋書房刊)掲載:『岐阜新聞』2021.7

短歌活動20年目を迎える著者の第二歌集。新聞歌壇や短歌大会など各方面に作品を投稿し続け、そのうちの入選作を厳選して収録。「初夏」「長良川」「いのち」といったテーマ別に、それに関連した日常生活の一瞬や、著者の想いを表現した短歌を掲載している。

『歌集 地球のどこか』

『広重・英泉の「木曽海道六拾九次を辿って中山道を旅してみた」-旅人ミーモくんとめぐる中山道-』

(御嵩町教育委員会生涯学習課編 中山道みたけ館刊)掲載:『岐阜新聞』2021.6

令和3年3月9日から5月30日に開催された特別展のガイドブック。本書では中山道69宿のうち伏見宿から下諏訪宿までの22宿を取り上げ、豊富な写真やデータをもとに各宿の見どころについてまとめている。

『広重・英泉の「木曽海道六拾九次を辿って中山道を旅してみた」-旅人ミーモくんとめぐる中山道-』

『岐阜市文芸祭 第17回 小・中学生の部入選作品集』

(岐阜市文芸祭実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.6

第17回目となる本文芸祭には、計4,989人の小・中学生から5,696点もの作品が集まった。本書ではその応募作品のうち、詩、短歌、俳句、川柳、創作の5つの部門における入選作品を収録。子どもたちの瑞々しい感性が光る作品集となっている。

『岐阜市文芸祭 第17回 小・中学生の部入選作品集』

『岐阜市市内遺跡発掘調査報告書 平成30年度』

(岐阜市教育文化振興事業団編 岐阜市刊)掲載:『岐阜新聞』2021.6

本書で報告する調査は、平成30年4月1日から平成31年3月29日までに実施した57遺跡で、試掘調査件数58件、工事立会106件である。第1章ではその成果について、第2章では茜部本郷B遺跡②地点出土漆器椀の自然科学分析結果について掲載。

『岐阜市市内遺跡発掘調査報告書 平成30年度』

『教育医学 第66巻 第3号』

(春日晃章編 日本教育医学会刊)掲載:『岐阜新聞』2021.6

連載「ヒトをはかる」では、中部学院大学スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科の准教授である有川一氏の論文「『発声』が運動実施中の換気・循環動態に及ぼす影響を探る」を掲載。「発声」の効果や影響の検証、今後の展望について述べている。今号ではこの連載の他に、原著論文や資料など計7本の論文を掲載。

『教育医学 第66巻 第3号』

『科学の芽 第47集』

(岐阜県教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.5

令和2年度児童生徒科学作品展の応募作品2,770点のうち、最優秀賞を受賞した小・中・高等学校計9点、優秀賞を受賞した小・中・高等学校36点を集録。この作品展は自然科学への関心を高め、岐阜県全体の科学教育の振興を図ることを目的として開催している。その目的の通り、各作品からは科学に対する好奇心と探求心が感じられ、非常にレベルの高い内容となっている。

『科学の芽 第47集』

『岐阜県リサイクル認定製品 令和2年12月末現在』

(岐阜県刊)掲載:『岐阜新聞』2021.5

岐阜県では資源の循環的な利用及び廃棄物の減量促進を目的として、166の製品をリサイクル製品に認定している。本冊子ではそれを一覧にして品目ごとに写真付きで製品名、循環資源、認定事業者名を掲載。

『岐阜県リサイクル認定製品 令和2年12月末現在』

『ちょっといい話 10』

(瑞浪市,瑞浪市人権施策推進ネットワーク会議刊)掲載:『岐阜新聞』2021.5

市民が毎日の生活の中で体験した心温まるエピソードをまとめた小冊子。小学校編、中学校編、高校編、一般編で構成されており、家族や友達、クラブ活動などの地域との繋がりを軸に、様々な出来事が描かれている。

『ちょっといい話 10』

『雪の夜 「コボたち」掲載 木島泉 児童文学作品集』

(木島泉著 郡上あねさの会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.5

著者の木島泉氏は昭和40年代後半から50年代にかけて郡上の昔話を市内各地で採集・記録し、『郡上むかしむかし』など多数の作品を刊行している。本冊子では著者の作品のうち児童文学雑誌『コボたち』に掲載された作品をまとめて掲載。郡上で生まれたどこか懐かしい物語が詰まった1冊である。

『雪の夜 「コボたち」掲載 木島泉 児童文学作品集』

『学生ふれあい論集 第9号』

(放送大学岐阜学習センター刊)掲載:『岐阜新聞』2021.4

放送大学では幅広い年齢層の学生が日々学習や研究に励んでおり、本冊子はこうした学生の学習成果等の情報発信を目的として発行している。今号では学生6名と客員教員1名の寄稿文を掲載。各々の個性が光る論集となっている。

『学生ふれあい論集 第9号』

『山県市の魅力 生物編』

(石田啓介編)掲載:『岐阜新聞』2021.4

市内に生息する多数の植物と動物を紹介。本州における分布状況との関係や分布境界線等について専門資料をもとに調査しており、単なるガイドブックではないのが本書の特徴。附属CDには資料で紹介した126種の植物と751種の動物の写真が収録されており、その色鮮やかさからも同市の魅力が伝わってくる1冊である。

『山県市の魅力 生物編』

『岐阜県の社会教育 令和2年度』

(岐阜県環境生活部環境生活政策課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.4

令和2年度に実施した「社会教育調査」の結果をもとに作成。公民館の利用者数や各自治体が開催する社会教育学級・講座・集会等の令和元年度実績について掲載している。学習者の自己実現や地域活性化を目指し、教育活動がより一層充実していくことを期待したい。

『岐阜県の社会教育 令和2年度』

『神社本殿・拝殿の構造』

(花村清隆著・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.4

岐阜県出身の著者はこれまでにも神社や寺院の建物の構造形式に関する冊子を多数発行しており、本冊子はその最新作。今回は愛知・岐阜両県の神社本殿と多くの点で異なる大阪府下の神社本殿や拝殿について紹介。写真や図面などを用いて丁寧に解説しており、神社建築への理解を深めることができる1冊である。

『神社本殿・拝殿の構造』

『清流長良川に生きる』

(後藤亘著岐阜新聞社刊)掲載:『岐阜新聞』2021.3

長良川を長年撮り続けてきた著者の写真集最新作。本書では長良川に関わる人、魚、鳥などが生きる様を中心に作品をまとめ、さらに巻頭特別コーナーに急流の中で鮎を追いかけて撮った「鮎の一生」を掲載。長良川の魅力が詰まった1冊である。

『清流長良川に生きる』

『みんなの恐竜学』

(岐阜県博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.3

岐阜県博物館で昨年12月から約2ヵ月間にわたって開催された特別企画展「みんなの恐竜学」の関連冊子。豊富なカラー写真と分かりやすい文章で、恐竜の歴史や特徴を解説している。第四章では岐阜の恐竜化石研究について取り上げており、これまでに県内で発見された化石について紹介。今後も新たな発見が期待されている。

『みんなの恐竜学』

『県政世論調査結果報告書 第43回令和2年7月実施』

(岐阜県刊)掲載:『岐阜新聞』2021.3

岐阜県では県民の生活実態や意識、要望などを把握し、県政運営の基礎資料とするために、昭和42年から「県政世論調査」を実施している。今回はコロナ禍における調査となったが、その影響は結果にも現れている。

『県政世論調査結果報告書 第43回令和2年7月実施』

『旅の記憶 水彩スケッチで巡るヨーロッパの情景』

(石原詔正著 画楽舎刊)掲載:『岐阜新聞』2021.2

著者がヨーロッパを旅した際に描いた水彩画と、その旅の想い出を綴った旅行記。水彩画ならではの鮮やかで優しいタッチで描かれている絵を見るだけでも十分楽しめるが、著者の想い出を読みながら疑似旅行体験もでき、贅沢な時間を過ごすことができる1冊。

『旅の記憶 水彩スケッチで巡るヨーロッパの情景』

『ぎふの子 夏休みの詩と作文コンクール入賞作品集 令和2年』

(岐阜県小中学校長会編 岐阜県校長会館刊)掲載:『岐阜新聞』2021.2

昨年度の夏休みはコロナ禍によって新しい生活様式の中で過ごすことになったが、そんな状況下でも子ど も達は身近な出来事や経験によって成長し、そこで得た感動を私たちに伝えようとしてくれている。

『ぎふの子 夏休みの詩と作文コンクール入賞作品集 令和2年』

『児童生徒地図作品展記録集 第26回』

(岐阜県図書館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.2

作品展に応募のあった99点の作品の中から入賞・入選した60点を紹介。入賞作品についてはその制作動機を掲載しているが、そこからは子どもたちの探求心の高さが感じられる。世界に一つだけしかない地図を、より多くの人に知ってほしい。

『児童生徒地図作品展記録集 第26回』

『飛驒の歴史再発見 No.17』

(長瀬公昭編著 エイ・スペック飛騨刊)掲載:『岐阜新聞』2021.2

ヒッツFMにて放送しているラジオ番組の原稿をまとめた冊子。今号では平成28年放送分を掲載。梅村騒動や鍋山城などに焦点をあて、その歴史や文化を丁寧に紐解いている。当番組の活動の目的は飛騨地域の今後を見据えて、その価値や魅力を改めて見出すことにあるという。奥が深い飛騨の歴史を、本シリーズからぜひ読み取ってほしい。

『飛驒の歴史再発見 No.17

『みのかも文化の森年報 2019年度 Vol.20』

(美濃加茂市市民協働部文化振興課 みのかも文化の森編・刊)掲載:『岐阜新聞』2021.1

当施設は4つの理念のもと、まちや社会にとって必要とされる場になることを目指しており、年間を通じて様々な企画や関連事業を実施している。本冊子ではその活動記録や利用状況、アンケートの集計結果などを掲載。

『みのかも文化の森年報 2019年度 Vol.20

『旅券発給の概要 令和元年度』

(岐阜県旅券センター刊)掲載:『岐阜新聞』2021.1

岐阜県における令和元年度の一般旅券の申請状況、交付状況、令和元年の発行状況をまとめた冊子。巻末の参考資料には「都道府県別日本人出国者数」が掲載されており、それによると岐阜県は令和元年には14番目に出国者が多かったとある。この他にも旅券関係年表を掲載。

『旅券発給の概要 令和元年度』

『岐阜県の教育 令和2年度版』

(岐阜県教育委員会事務局教育総務課編 岐阜県教育委員会事務局刊)掲載:『岐阜新聞』2021.1

岐阜県の教育基本方針である「ふるさとに誇りをもち、清流の国ぎふを担う子どもたちの育成」のために、県が取り組んでいる各分野の教育内容や指導計画などを掲載。教育に関わる組織、予算、調査などもまとめられており、今後の課題や展望にも触れている。教育活動に携わる全ての人に手に取ってほしい1冊。

『岐阜県の教育 令和2年度版』

『ひとりの時間』

(細野みち子著 文芸社刊)掲載:『岐阜新聞』2021.1

長年高校の図書館司書として働き退職した著者が、人やモノ、場所との出会いを通して感じた思いを綴ったエッセイ集。最終章には日々の生活のなかで詠んだ短歌を掲載しており、その視点や感性には目を見張るものがある。

『ひとりの時間』

令和2(2020)年

『詩がめぐる山旅 あしたこそ私が私を見つけるための詩心の旅5』

(浅野牧子著 秋野麒麟書房刊)掲載:『岐阜新聞』2020.12

山登りが趣味である著者の記録集第5弾。1999年以降に登った山の自然の様子や、そこで出会った人との思い出をエッセイ形式で綴っている。詩作品も掲載されており、それがエッセイの内容をより一層引き立てている。

『詩がめぐる山旅 あしたこそ私が私を見つけるための詩心の旅5』

『IAMAS 2020 第18期生修了研究発表会・プロジェクト研究発表会』

(赤羽亨監修 情報科学芸術大学院大学刊)掲載:『岐阜新聞』2020.12

2月21日から24日にかけて開催した研究発表会の記録集。今回の発表会では18名の修士研究と7つのプロジェクト研究の成果を発表。聞いたり見たりするだけでなく、ワークショップを開催するなど、五感を刺激する発表会となっている。

『IAMAS 2020 第18期生修了研究発表会・プロジェクト研究発表会』

『岐阜大学日本語・日本文化教育センター紀要2019』

(岐阜大学日本語・日本文化教育センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.12

今号は論文1編、研究ノート1編、2019年度の年報、資料を掲載し、センターの活動内容を総合的に報告。研究ノートでは郡上地域の地芝居を取り上げ、その歴史や記録、今後の展望について報告している。巻末の資料では岐阜大学留学生数を掲載。

『岐阜大学日本語・日本文化教育センター紀要2019』

『青少年育成県民運動 推進の手引き 令和2年度』

(岐阜県青少年育成県民会議編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.12

「支えよう 未来を創る 青少年」をスローガンに掲げ、青少年育成県民運動を積極的に実施している関係団体の地域での取り組みを紹介。参考資料として県民会議や警察本部が無料で貸し出している啓発DVD等の一覧を掲載しており、集会活動などで役立ててほしいとのことである。

『青少年育成県民運動 推進の手引き 令和2年度』

『素描集 第257集』

(岐阜新聞社編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.11

岐阜新聞連載「素描」の2020年5、6月分をまとめた冊子。執筆者は上水流信秀さん、八澤健三郎さん、柴山佳也さん、立川智浩さん、清水政男さん、山崎姫菜子さん、荒川美文さんの7名。各々の専門知識や取り組みをもとに、社会問題や環境問題、故郷のことなど多岐にわたるテーマで思いを綴っている。

『素描集 第257集』

『教育医学 第65巻第4号』

(春日晃章編 日本教育医学会刊)掲載:『岐阜新聞』2020.11

連載「ヒトをはかる」の『保育現場における「測る」「知る」のサイクルを機能させるために』では、幼児を対象とした体力・運動能力測定の実態や、今後の展望について述べられている。今号ではこの連載の他に原著論文や短報など、計6本の論文を掲載。

『教育医学 第65巻第4号』

『飛騨の昔 餅・団子辞典 ひだびとは何を食べてきたか』

(菱村文夫著・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.11

昭和20年代頃までに飛騨の農山村で作られていた餅や団子を300種類以上紹介。年中行事などの特別な日に食べるものと日常で食べるものは手間や材料が大きく異なっており、餅・団子という切り口から当時の食生活の様子を垣間見ることができる。

『飛騨の昔 餅・団子辞典 ひだびとは何を食べてきたか』

『岐阜県統計書 令和元年』

(岐阜県環境生活部統計課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.11

県の各部局や関係官公署、団体等から集めた平成30年の調査資料をもとに、県内の経済状況や県民の生活に関わる項目を掲載。岐阜県統計課ホームページでは「岐阜県統計書デジタルアーカイブ」として発行当時の原本をPDF形式で提供しており、こちらでは明治9年からのデータを確認できる。

『岐阜県統計書 令和元年』

『グラフでみるかくふるさと岐阜県 2020年度版』

(岐阜県環境生活部統計課刊)掲載:『岐阜新聞』2020.10

岐阜県オリジナルの統計教育補助教材。県の人口、自然、産業、観光、政治などのデータをグラフで分かりやすく紹介し、統計的なものの見方や考え方はもちろん、県の魅力や特徴を楽しく学ぶことができる。小学生対象の資料だが、大人が読んでも勉強になる1冊。

『グラフでみるかくふるさと岐阜県 2020年度版』

『岐阜の砂防 2020』

(岐阜県県土整備部砂防課刊)掲載:『岐阜新聞』2020.10

岐阜県の土砂災害対策を取り巻く状況や、今年度の土砂災害対策整備方針などを掲載。災害から人命を守ることを第一に、ハード面とソフト面を連携させた様々な取り組みも紹介されている。県の「土砂災害防止法ポータル」でも情報が公開されており、併せて確認したい。

『岐阜の砂防 2020』

『文学に描かれたおおがき 訪ねてみたい文学スポット』

(樋口健司著)掲載:『岐阜新聞』2020.10

市文芸祭小説の部審査員でもある著者が、大垣ゆかりの文学とその背景について紹介。大垣を含む西美濃には小説や随筆の舞台となったスポットが数多く存在し、県内外からの関心が高い。本資料では多くのエピソードを写真付きで掲載しており、大垣の魅力を改めて感じることができる。

『文学に描かれたおおがき 訪ねてみたい文学スポット』

『詩なぷす 創刊号』

(中津川市現代詩の会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.10

会を発足して10年が過ぎ、一つの節目として創刊した作品集。誌名の『詩なぷす』には「繋がる」という意味が込められているそうで、本紙に掲載されている作品からも家族や友人、地域や自然との「繋がり」が随所に感じられる内容となっている。

『詩なぷす 創刊号』

『中村航・小説講座 作品集2』

(中村航監修 大垣市文化事業団編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.9

昨年、大垣市スイトピアセンターで開催された「中村航・小説講座」受講生の作品集。本冊子では郷土大垣を題材とした短編小説7作品と、中村航氏による全作品の講評を掲載。大垣にまつわる名所や単語が出てきたり、表紙に大垣市平町地内のひまわり畑が広がっていたりと、大垣の魅力が詰まった1冊である。

『中村航・小説講座 作品集2』

『職場ガイドぎふ 2021年度版』

(岐阜県産業教育振興会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.9

県内企業の従業員数や概要、事業内容や採用実績などのデータを地区別索引と業種別索引から確認することができる。他にも特集として県内高校に通う生徒の実習風景の写真や、県内企業で働く社会人1年目の声を掲載している。

『職場ガイドぎふ 2021年度版』

『自然をいかした飛騨の農業』

(飛騨農林事務所他編 飛騨農業振興会刊)掲載:『岐阜新聞』2020.9

飛騨で生産される米や果物、畜産などの特色を紹介。土地柄や気候を活かし、季節ごとに様々な食材が味わえるのは飛騨の魅力の一つである。近年の異常気象により飛騨地域全域でも被害をうけたが、ボランティアの協力があったり、日頃から対策を強化したりと、自然と向き合いながら真摯に農業に携わる姿が伝わってくる。

『自然をいかした飛騨の農業』

『岐阜県の河川 2020』

(岐阜県県土整備部河川課、岐阜県河川協会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.9

SDGsを原動力とした持続可能な「清流の国ぎふ」の実現に向け、関連する河川事業の取り組みを紹介。豊富なデータが掲載されており、岐阜県の河川への理解が深まる資料。

『岐阜県の河川 2020』

『ぎふ歴史物語 伝統の技と美(前期)/豊臣VS徳川』

(岐阜市歴史博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.8

令和2年度「歴博セレクション」展覧会の図録。岐阜市歴史博物館の所蔵品ならびに寄託品をカラー写真と解説で紹介している。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため展覧会開催の予定は変更を余儀なくされたが、本冊子で作品を思う存分鑑賞してみてはいかがだろうか。

『ぎふ歴史物語 伝統の技と美(前期)/豊臣VS徳川』

『アンキニナル 飛騨市就職総合情報誌 2020』

(飛騨市商工観光部商工課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.8

「あんきになる」とは、飛騨の方言で「安心する」という意味をもつ。本冊子では市内企業で働く人達へのインタビュー内容などを掲載し、飛騨市で働くことの良さや魅力について発信している。総勢57社の会社情報も特別に紹介。

『アンキニナル 飛騨市就職総合情報誌 2020』

『岐阜県水産研究所研究報告 第65号』

(岐阜県水産研究所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.8

当施設がこれまで取り組んできた調査や実験の結果についての報告を掲載。65号では『流魚人工産卵河川における産卵場整備後の土砂の堆積状況』や『養殖アユと漁獲アユにおける鮮度の差異』など、計4つの研究について写真やグラフを交えて報告している。

『岐阜県水産研究所研究報告 第65号』

『岐阜県の祭り・行事 総合調査報告書』

(岐阜県環境生活部県民文化局文化伝承課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.8

県内に残る祭り・行事について総括的な調査を実施し、伝承地や実施日、概要をまとめたもの。本冊子では延べ552の祭りが報告されているが、その独自性や歴史的背景は実に興味深いものがあり、本県の祭りや行事に対する理解が深まる一冊である。巻頭にはカラー写真も掲載。

『岐阜県の祭り・行事 総合調査報告書』

『岐阜県セラミックス研究所研究報告 2019』

(岐阜県セラミックス研究所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.7

陶磁器・セラミックスに関する岐阜県の公設研究所の研究報告書。本書では「粘土練土における成形能の評価」や「美濃焼ブランドの新たな付加価値開発」などについての報告が掲載されている。

『岐阜県セラミックス研究所研究報告 2019』

『堅田遺跡・美濃国分尼寺東遺跡 岐阜県文化財保護センター調査報告書 第146集』

(岐阜県文化財保護センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.7

不破郡垂井町東部に所在する当該遺跡の発掘調査についての報告書。調査の経過や遺跡の環境などについて図やグラフを用いて詳細に説明している。埋蔵文化財に対する認識を深めるのに最適な1冊。他に『御望A遺跡』や『洞第2古墳群』に関する調査報告書も所蔵あり。

『堅田遺跡・美濃国分尼寺東遺跡 岐阜県文化財保護センター調査報告書 第146集』

『文集なかつ川 13号』

(中津川市読書サークル連絡協議会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.7

会員だけでなく一般の方からも作品を募集し、集まった随筆や紀行文、現代詩や短歌、俳句・川柳を掲載。くすっと笑えるものから深く考えさせられるものまで、多種多様な作品に溢れている。県図書館では創刊号~12号も閲覧できる。

『文集なかつ川 13号』

『素描集 第254集』

(岐阜新聞社編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.7

岐阜新聞連載「素描」で2019年11月から12月に掲載した内容をまとめた冊子。執筆は岐阜県にゆかりのある有識者や著名人が担当し、その内容は教訓や示唆に富んでいる。今回は中風明世氏(現代画家)、江坂侑氏(関市地域おこし隊協力隊員)、原英彰氏(岐阜薬科大学副学長)、畑中徹氏(JR東海高山駅長)ら計7名が執筆を担当した。

『素描集 第254集』

『緑輝く楽園 虫たちと出会えるところ Vol.6』

(松尾登貴雄編 名和昆虫博物館・昆虫楽会刊)掲載:『岐阜新聞』2020.6

「春の息吹」「ウッディな棲み処」「秋風吹くころ」の三章で構成された写真集。鮮やかな色彩が織りなす風景からは、虫たちの息遣いや爽やかなそよ風さえも感じられる。Vol.1~5も所蔵あり。

『緑輝く楽園 虫たちと出会えるところ Vol.6』

『令和元年度 農業高校生海外実習派遣事業報告書』

(第41回岐阜県農業高校生海外実習派遣団編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.6

国際的な広い視野をもち、積極的に農業に取り組む担い手を育成するため、県教育委員会が昭和53年度から実施している派遣事業の報告書。昨年度はアメリカ、 ブラジル、ドイツ、オランダの4か国に高校生10人を派遣。高校生たちが現地で学び感じたことや、今後の農業の展望について報告している。

『令和元年度 農業高校生海外実習派遣事業報告書』

『郡上おどり八幡おはやしクラブ まるっと二十五年』

(郡上八幡葵の城編 八幡おはやしクラブ事務局刊)掲載:『岐阜新聞』2020.6

郡上おどりをこよなく愛する人たちで結成された「八幡おはやしクラブ」の25周年を祝って刊行された記念誌。郡上おどりへの熱い想いが詰まった寄稿文やクラブ活動が取り上げられた新聞記事の紹介など、読み応えのある1冊。

『郡上おどり八幡おはやしクラブ まるっと二十五年』

『関市洞戸・板取の円空 板取川上流と高賀川』

(野村良賢他編 岐阜県関市刊)掲載:『岐阜新聞』2020.6

平成6年発刊『ほらど村の円空』の改訂版。洞戸で新たに発見された円空仏、洞戸や板取に伝わる円空伝承、平成7年以降に発見された円空和歌などを追加し、さらに充実した内容となった。その一つ一つの作品から、円空の精神や歴史に思いを馳せてみてはいかがだろうか。

『関市洞戸・板取の円空 板取川上流と高賀川』

『岐阜市環境白書 令和元年度版』

(岐阜市環境部環境政策課編 岐阜市刊)掲載:『岐阜新聞』2020.5

2018年度における岐阜市の環境の状況と取組施策を中心にまとめた資料集。4部構成になっており、環境施策の概要や取組状況、評価、活動団体について取り上げている。改めて環境問題を意識することができ、今後の生活を見直す契機になるような一冊である。

『岐阜市環境白書 令和元年度版』

『全国中学生人権作文コンテスト岐阜県大会作文集 2019年度』

(岐阜地方法務局・岐阜県人権擁護委員連合会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.5

昨年度の大会において寄せられた13,238編もの作文のうち、入賞した作文の計9編を収録。中学生らしい瑞々しい感覚で人権について真摯に向き合っており、その想いが作文に込められている。

『全国中学生人権作文コンテスト岐阜県大会作文集 2019年度』

『飛騨の歴史再発見 第十四号』

(長瀬公昭編著 エイ・スペック飛騨刊)掲載:『岐阜新聞』2020.5

ヒッツFMにて毎週土曜日に放送している歴史番組の第324回から371回までの放送分をまとめた資料集。「飛騨の正月の食文化について」や「高山祭の屋台が作られた背景について」など編著者自らが様々な切り口で調査し、その背景や歴史について写真付きで詳細に語っている。

『飛騨の歴史再発見 第十四号』

『キラメキ写真館 吉城高校写真集第17号(2019)』

(吉城高等学校写真部編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.5

入学式や授業風景、部活動の大会や学校祭など写真部の生徒が撮影した吉城高校の1年間の思い出をまとめた作品集。それぞれの頁に写真部の生徒のコメントも掲載されており、当時の状況をより具体的に共有することができる。

『キラメキ写真館 吉城高校写真集第17号(2019)』

『この岳に生きる 北飛山岳救助隊六十年のあゆみ』

(岐阜県北アルプス山岳遭難対策協議会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.4

昭和34年に地元の有志によって結成されて以来、遭難救助活動、山岳事故の未然防止活動に取り組んできた北飛山岳救助隊。本書は16世紀以降の北アルプス登山史を踏まえつつ、救助隊の歩みを年表・写真・統計とともに詳述。併せて、昭和48年に発行された『北飛山岳救助隊15年の歩み』も復刻刊行された。

『この岳に生きる 北飛山岳救助隊六十年のあゆみ』

『関谷義道 心の書 心の書史平成編』

(関谷薫編著・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.4

書家・教育者として活躍した関谷義道の平成時代の活動を回顧した作品集。「書」を書写技術ではなく「あらわしたい心があらわれた作品」とした氏の多彩な活動を、書作品、出版、商品題字など多くの写真により年表形式でたどることができる。

『関谷義道 心の書 心の書史平成編』

『可児才蔵展 戦国最強の武将と呼ばれた男 槍の才蔵』

(御嵩町教育委員会生涯学習課文化振興係編 中山道みたけ館刊)掲載:『岐阜新聞』2020.4

槍の名手として数多くの合戦で武功を成した戦国武将、可児才蔵。本書は、御嵩に生まれ、明智家にも仕えたとされるその生涯を、歴史資料をもとに検証した企画展の図録。先行研究に乏しい可児才蔵を知る上で画期的な資料である。

『可児才蔵展 戦国最強の武将と呼ばれた男 槍の才蔵』

『科学の芽 第46集 第63回岐阜県児童生徒科学作品展集録』

(岐阜県教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.4

児童生徒の自然科学への関心を高め、科学教育の振興を目的に開催されている作品展の作品集。身近な自然から疑問を見出し、観察・実験・考察を繰り返し結論に至る児童・生徒の研究姿勢に、科学の未来の担い手としての頼もしさが感じられる。

『科学の芽 第46集 第63回岐阜県児童生徒科学作品展集録』

『富有柿発祥の地瑞穂市 福嶌才治さんありがとう』

(瑞穂市柿振興会刊)掲載:『岐阜新聞』2020.3
富有柿の栽培は、明治期に福嶌才治が現在の瑞穂市居倉で原木を見出し改良したことに始まる。本書は富有柿栽培の歴史を詳細に記述し、福嶌の功績を振り返るとともに、現在の生産者の声を収録。岐阜県の富有柿について多面的に知ることができる。

『富有柿発祥の地瑞穂市 福嶌才治さんありがとう』

『紙魚のやとり 現代語訳 江戸時代飛騨高山の商人が残した日記』

(加藤歩簫著 日下部正良訳・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.3
大原騒動など、近世の高山における出来事が詳細に記録された『紙魚のやとり』は、飛騨の歴史を研究する上での重要文献である。現代語訳され理解がしやすくなった本書は、従来の校訂版とともに活用が期待される資料である。

『紙魚のやとり 現代語訳 江戸時代飛騨高山の商人が残した日記』

『可児百景 今ここにある可児の風景』

(奥村伸哉著 いすくら刊)掲載:『岐阜新聞』2020.3
平成最後の1年間に可児市とその周辺を描いた水彩画集。名所旧跡ばかりではなく、何気ない日常の中で目にする風景が、淡い色調で味わい深く描かれ、地域の風景のもつ美しさを再認識させられる。画家の視点で地域の「今」の美を示し、未来に伝える、興味深い画集である。

『可児百景 今ここにある可児の風景』

『原三溪の美術 伝説の大コレクション』

(横浜美術館企画・監修 求龍堂刊)掲載:『岐阜新聞』2020.2
下佐波村(現・岐阜市柳津町)に生まれ、明治から戦前にかけて活躍した実業家・原三溪は、当時屈指の文化人でもあった。本書は、蒐集家、茶人、芸術家など多彩な面を持つ三溪の文化活動を総合的に紹介した企画展の図録。豊富な図版と綿密な解説により、三溪の卓越した審美眼と格調高い人間性を感じられる一冊。

『原三溪の美術 伝説の大コレクション』

『結』

(白川村教育委員会監修 白川村文化遺産活用観光マネジメント事業実行委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2020.2
「次世代につなぐ、白川郷・茅葺き屋根の文化と技術」という副題のとおり、合掌造りを保全・伝承するための協働の作業や手順、関わる人々が写真やイラストで詳しく解説されている。英訳も付され、外国人観光客向けや、地域の子どもたちの英語教育にも活用できそうである。

『結』

『岐阜大学学術アーカイブズ2019』

(野村幸弘ほか編 岐阜大学刊)掲載:『岐阜新聞』2020.1
創立70周年を迎えた岐阜大学が学内に蓄積する貴重な学術資料・知的資源を再整理、保存、展示する事業の紹介冊子。植物標本、解剖図、古文書など多彩な資料群を、附属図書館内の展示施設「アーカイブ・コア」や各学部の収蔵施設ごとに紹介。同時刊行の『岐阜大学アート作品2019』と併せて、学内全体がミュージアムでもある大学の奥深さが実感される資料である。

『岐阜大学学術アーカイブズ2019』

『しあわせ祈願の宮本莊神社誌』

(しあわせ祈願の宮本莊神社編・刊)掲載:『岐阜新聞』2020.1
岐阜市の本荘地区に鎮座する本莊神社が銀幣社指定40周年の節目に編纂した神社誌。「神社は、地域の文化や歴史、芸能や慣習を伝える公の場」との宮司の言葉のとおり、伝統行事の復活など、地域の拠り所となり大切に守り支えられる神社の姿が歴史とともに紹介されている。

『しあわせ祈願の宮本莊神社誌』

平成31/令和元(2019)年

『KISSO 伊勢湾台風から60年特別号』

(木曽三川歴史文化資料編集検討会編 国土交通省中部地方整備局木曽川下流河川事務所調査課刊)掲載:『岐阜新聞』2019.12
木曽三川とその流域の歴史・文化調査研究誌「KISSO」の特別号。伊勢湾台風の当時の被害と復興の状況、その後の防災対策のほか、今まで語られてこなかった集団避難の実態や、現代における想定と対策等を掲載。巨大台風の実態と教訓を示す資料。

『KISSO 伊勢湾台風から60年特別号』

『小坂森林鉄道 飛騨最大の森の鉄路 上巻』

(坂中真之著 ブイツーソリューション刊)掲載:『岐阜新聞』2019.12
かつて林業が盛んだった旧益田郡小坂町には木材を運ぶための森林鉄道があり、木材需要を支えていた。昭和30年代から徐々に姿を消していった小坂森林鉄道の盛衰を、豊富な写真とともに解説。林業史と運輸史の二つの面から地域の在りし日の姿をよみがえらせた労作である。

『小坂森林鉄道 飛騨最大の森の鉄路 上巻』

『岐阜県地芝居史』

(丸山幸太郎著・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.12
祭礼芸能として、また庶民の娯楽として岐阜県内各地で伝承されてきた「地芝居」。本書は地歌舞伎や人形浄瑠璃などの地芝居の興隆過程と保存会の系譜を、史料等により学術的に考察し地域別に論述。岐阜県における地芝居の歴史と各地域の芸能の特色を網羅した一冊となっている。

『岐阜県地芝居史』

『戦争体験者からの伝言 第2集』

(郡上市図書館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.11
郡上市図書館では毎年8月に戦争と平和に関する展示を行っている。本書は先の大戦の体験者が記した当時の様子や戦争を知らない世代へのメッセージを、パネル展示したものの書籍化。戦争体験者の高齢化が進む中、地元の身近な人々がそれぞれの視点で語る戦時中の体験や次世代への思いは、郡上地域の戦争の記憶を引き継ぐための貴重な記録である。

『戦争体験者からの伝言 第2集』

『剣精霊貫白紅 幕末美濃の剣豪と名刀』

(岐阜県博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.11
幕末維新の動乱期に志を持って奮闘した岐阜県ゆかりの人物と、同時代に美濃ゆかりの刀工が製作した実用の武器としての刀剣を紹介。維新功労者の陰に隠れた人々や事物にスポットを当て、郷土を切り口に、今日の礎となった変革の時代を知ることができる。

『剣精霊貫白紅 幕末美濃の剣豪と名刀』

『平成の歩みと文学を振り返る 岐阜ゆかりの作家・作品とともに』

(岐阜県図書館刊)掲載:『岐阜新聞』2019.10
文学の視点から平成の岐阜を回顧した企画展の図録。各年の世相や県内図書館の歩み、県出身作家の受賞歴が年表で示されているほか、岐阜県ゆかりの文学・映像作品が地図や解説で紹介され、多数の作品を生み出す源泉となった岐阜の歩みを振り返ることができる。

『平成の歩みと文学を振り返る 岐阜ゆかりの作家・作品とともに』

『鉄道敷設の大家で橋梁学の工学博士・那波光雄』

(大垣市・大垣市教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.10
明治期に大垣で生まれ、揖斐川橋梁の設計に携わり、鉄道技術の基準づくりなどに活躍した那波光雄(なわ みつお)を紹介。豊富な写真や関係者の証言などから、日本の鉄道の発展に大きく関与した那波の業績や生涯、人柄を知ることができる。

『鉄道敷設の大家で橋梁学の工学博士・那波光雄』

『岐阜がロケ地となった映画』

(野村幸弘編・岐阜大学創立70周年記念映画上映プロジェクト刊)掲載:『岐阜新聞』2019.10
創立70周年を契機に知の資産の保存と継承に取り組む岐阜大学の、記念イベントの記録集。関係映画が一覧化され、88もの作品が県内で撮影されていたことに瞠目させられる。ロケ地に選ばれ、作品の「聖地」となりうる魅力を持った場所として、岐阜を再認識できる一冊。

『岐阜がロケ地となった映画』

『世界農業遺産清流長良川の鮎 里川における人と鮎のつながり』

(岐阜県・世界農業遺産「清流長良川の鮎」推進協議会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.10
鮎をシンボルとする清流長良川の「里川」のしくみを解説した書。伝統的な鮎漁、清流を生かした生活文化や流域の産業、多様な生物など、長良川が育む生活・環境・資源の連環がわかりやすく紹介されている。

『世界農業遺産清流長良川の鮎 里川における人と鮎のつながり』

『飛燕と土井武夫展』

(岐阜かかみがはら航空宇宙博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.9
戦時中に各務原で生産された戦闘機「飛燕」は、現存する貴重な機体が修復され、「空宙博(そらはく)」に展示されている。本書には性能向上や増産の観点から数多く開発された試作機の変遷や、設計者・教育者としての土井武夫の歩みが、豊富な写真とともに詳しく紹介されている。

『飛燕と土井武夫展』

『近世児島家文書資料補遺集』

(中之郷を語る会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.9
多治見の旧中之郷村の庄屋児島家に伝わる文書を地元の研究会が解読した資料集。既刊の『近世児島家文書資料集(一)』、『同(二)』に未収録の近世文書のほぼ全てを網羅。解読文とともに付された解説と詳細な注が読者の理解を助け、地域の歴史を後世に伝える資料となっている。

『近世児島家文書資料補遺集』

『岐阜県「子ども調査」報告書』

(岐阜県健康福祉部子ども・女性局子ども家庭課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.8
県内全域の小学1年生の保護者、小5・中1の子どもと保護者を対象に、子どもを取り巻く環境が日々の生活などにどう影響しているかを調査した報告書。子どもの学校生活、友人関係、食生活などを、保護者や家庭の状況とともに調査・集計。県内の子どもたちの現状を把握できる貴重な統計資料である。

『岐阜県「子ども調査」報告書』

『御嵩町国史跡中山道保存活用計画』

(御嵩町教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.8
御嵩町域の中山道の一部が国史跡に指定されたことを受けて、中山道と周辺環境の保存・活用・整備の方針をまとめたもの。周辺の自然的・社会的環境のほか、中山道の歴史を古文献等を用いて丹念に提示し、史跡の本質的価値を明らかにした上で、歴史街道を次世代に継承していくための計画が詳細に示されている。

『御嵩町国史跡中山道保存活用計画』

『守りたい加茂の豊かな自然』

(守りたい加茂の豊かな自然編集委員会編・美濃加茂市・坂祝町・富加町・川辺町・七宗町・八百津町・白川町・東白川村刊)掲載:『岐阜新聞』2019.7
加茂地区8市町村の共同による自然環境調査の結果をまとめた資料集。加茂地区で確認できる動植物等を網羅的に示すともに、特徴的な地形・地質、外来種の状況、保護すべき貴重な動植物種を明らかにし、自然環境を保全し次世代へ引き継ぐための基礎資料となるよう編集されている。

『守りたい加茂の豊かな自然』

『飛騨の近代化をささえた産業 蚕と糸』

(高山陣屋管理事務所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.7
江戸時代から昭和にかけて飛騨の主要産業であった養蚕・製糸業。本書では当時の高山陣屋の文書から、飛騨における蚕糸業の施策と盛衰を紹介するとともに、『あゝ野麦峠』にイメージされる出稼ぎ女工の実像を、統計資料等により解明している。

『飛騨の近代化をささえた産業 蚕と糸』

『旗本高木家と木曽三川流域治水』

(名古屋大学附属図書館研究開発室編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.7
江戸時代、木曽三川流域の治水に重要な役割を果たした旗本・高木家。本書は名大附属図書館に保存される「高木家文書」の鮮やかな河川絵図や史料を用いて、高木家の役割や「宝暦治水」をめぐる動向、輪中で水を制御する工夫などを解説。水と人との関わり、水に立ち向かってきた地域の歴史を伝える一冊。

『旗本高木家と木曽三川流域治水』

『飛騨のお米』

(飛騨地域地場産業振興センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.6
「第20回米・食味分析鑑定コンクール国際大会in飛騨」において、多くの出品者が上位に入賞した飛騨産米。本書では生産者の声や受賞歴を紹介し、飛騨の米づくりへの取り組みや成果など、おいしいお米の産地としての飛騨の実力とこれまでの軌跡をまとめている。

『飛騨のお米』

『どっちつかずのものつくり』

(安藤雅信著・河出書房新社刊)掲載:『岐阜新聞』2019.5
多治見市で「ギャルリ百草(ももぐさ)」を開廊し、生活に根ざした工芸の美を紹介している現代美術家の著作・作品集。作品の写真や随想のほか、音楽家や古道具店店主・ファッションデザイナーらとの対談から、安藤氏のこれまでの歩みと美意識を堪能できる一冊となっている。

『どっちつかずのものつくり』

『めいほう食の教科書』

(ななしんぼ編・食と体験の國めいほう推進協議会制作)掲載:『岐阜新聞』2019.3
郡上市明宝の民宿・旅館の女将の会「ビスターリマーム」が、お母さんたちに聞き取りした里山の料理レシピの一部分を、季節毎に暮らしの風景や食材の写真等を添えて収録。自然の恵みや四季折々の野菜を分け合ったり保存したりする自給自足の「豊かさ」を教えたい願いがある。

『めいほう食の教科書』

『新・飛騨の匠ものがたりⅢ 別冊2015飛騨の匠展録』

(飛騨の匠学会編・共同組合飛騨木工連合会刊)掲載:『岐阜新聞』2019.3
特集として近世の「飛騨の匠」・谷口与鹿の祭屋台彫刻をとりあげ、作品を年代順に紹介。また2015年開催の「飛騨の匠展」の展示図録や会期中に行われた講演・講座の記録も収録している。

『新・飛騨の匠ものがたりⅢ 別冊2015飛騨の匠展録』

『必見!関ケ原』

(小和田哲男監修・岐阜県関ケ原古戦場整備推進課編・岐阜県刊)掲載:『岐阜新聞』2019.2
関ケ原の戦いに至るまでに全国で繰り広げられた諸武将の対立や駆け引き、関ケ原でおこなわれた決戦の概要について解説されている。また、各史跡ガイドと巻末には家康進軍の足跡をたどる徳川家康コースなど、七武将のウォーキングマップも掲載。当館では英語版『Must See! SEKIGAHRA』も所蔵している。

『必見!関ケ原』

『さかほぎヒストリア』

(坂祝町教育委員会企画・編集・坂祝町刊)掲載:『岐阜新聞』2019.2
町制50周年を記念し、子ども達が坂祝の歴史に興味をもつきっかけとなるように史実を基に作られた歴史まんが。古代・戦国時代・戦時中の坂祝の様子や、坂祝の偉人兼松熈(ひろし)についても知ることができる。

『さかほぎヒストリア』

『真筆にみる芭蕉と大垣 ~重ねる交遊、深まる心~』

(大垣市・大垣市教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2019.1
大垣市奥の細道むすびの地記念館第24回企画展に際しての図録。芭蕉と大垣船町の船問屋だった俳人谷木因らの交遊を中心に、芭蕉の真筆を含む書簡や肖像が掲載されている。文章や句の解説も添えられているので、当時の用字や筆遣いもわかり、大変興味深い。

『真筆にみる芭蕉と大垣 ~重ねる交遊、深まる心~』

平成30(2018)年

『水にまつわる民話集 KISSO創刊一〇〇号記念特別号』

(木曽三川歴史文化資料編集検討会編・国土交通省中部地方整備局木曽川下流河川事務所調査課刊)掲載:『岐阜新聞』2018.12
木曽三川の歴史・文化の研究成果を紹介する『KISSO』100号を記念し、創刊以来掲載されてきた木曽三川流域市町村の民話を1冊にまとめたもの。さらに、これまでに収集した1000題を超える民話をジャンルごとにまとめ、伝承の分布領域についても図示されている。

『水にまつわる民話集 KISSO創刊一〇〇号記念特別号』

『土岐市史資料研究 16』

(土岐市教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.11
土岐市では市史編さん時に用いた史料を、整理・翻刻できたものから毎年刊行しており、これはその最新刊。今回は2015年に見つかった「土岐三十三所巡り」に関する新出史料、「土岐順禮集」の版木を紹介。元禄期のもので、全国に数多くある「三十三所巡り」の中でも早い時期に始まったことが分かる。

『土岐市史資料研究 16』

『戦争のころの少年少女たち 「欲しがりません、勝つまでは!」の時代に』

(岐阜空襲を記録する会編・岐阜新聞社刊)掲載:『岐阜新聞』2018.10
教科書の比較(尋常小学校と国民学校)や当時のポスター、勤労奉仕の写真等、戦争遂行へと国民を駆り立てたことを示すパネル画集。敗戦直後の少年少女の声や、彼等の身長・体重が1948年から急に落ち込むことを示す統計資料等から、激変を乗り越えた世代の生きざまを考えたい。

『戦争のころの少年少女たち 「欲しがりません、勝つまでは!」の時代に』

『ここらへんの言葉 東濃弁まるわかりブック』

(瑞浪市役所経済部商工課刊)掲載:『岐阜新聞』2018.10
4月から始まったNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で「東濃弁」が使われ、全国から注目されているのに因(ちな)み、冊子にまとめたもの。時の流れとともに変化する方言が、それぞれの地元定着度と若者使用度の5段階で表示され、興味深い。

『ここらへんの言葉 東濃弁まるわかりブック』

『加納のまち』

(加納まちづくり会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.9
岐阜市加納地区の歴史、伝統、文化について学べるだけでなく、おすすめの名店やルートも紹介されており、まちあるきの際にも参考にしたい一冊。新・加納ものしり博士検定として35の問いも掲載されている。

『加納のまち』

『自然に学び、自然に備える 近年の豪雨災害記録集 2017』

(中部地域づくり協会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.9
伊勢湾台風や平成20年の西濃豪雨など中部地方で起こった災害の概要が、グラフや図、写真を使いビジュアル的にまとめられている。また、平成29年度の全国の主な災害の概要、21世紀に起きた内外の大規模災害の一覧も掲載されている。

『自然に学び、自然に備える 近年の豪雨災害記録集 2017』

『各務原市の戦前・戦中・戦後史 各務原市資料調査報告書第40号』

第2版(各務原市歴史民俗資料館編・各務原市教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2018.8
戦前撮影の写真、米軍撮影の航空写真、戦略爆撃団調査報告書、現存する弾痕・掩体壕等の調査、戦時体験談を駆使して、当時の出来事を客観的に明らかにしている。特に爆撃団の調査からは、事前準備から実行・検証まで冷酷な科学性が伝わる。

『各務原市の戦前・戦中・戦後史 各務原市資料調査報告書第40号』

『ロダンを魅了した幻の大女優 マダム・ハナコ』

(大野芳著・求龍堂 刊)掲載:『岐阜新聞』2018.8
澤田助太郎氏の『ロダンと花子』を偶然手にした著者は、同郷の明治元年に生まれた花子(本名・太田ひさ)探求の道を辿った。生前の花子を知る人物や花子研究に携わった人々の事績、またロダン作の花子像が今に残されるに至った経緯などを踏まえて、その人物像や周囲の人間関係を浮き彫りにしている。

『ロダンを魅了した幻の大女優 マダム・ハナコ』

『岐阜県森林・林業統計書 平成28年度版』

(岐阜県林政部林政課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.7
全国7位の広い県土の8割を森林が占めている岐阜県。その森林率もまた全国2位でトップクラスである。この広大な森林を次世代に残すため、森林・林業・木材産業の現状と推移を把握することを目的に毎年作られている資料の最新号。

『岐阜県森林・林業統計書 平成28年度版』

『ふるさとへの追憶(二)阿曽保・鹿間・笈破・杉山』

(ふるさと神岡を語る会・飛騨市教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.6
49集落のうち8集落が完全無住集落と化す中、そこに住んだ人々の祭礼や生活の記述、「仮設橋を渡る子どもたち」等の往時を偲ぶ写真、生活道であった峠道の踏破、家屋・石造物の調査等、土臭いまでにありのままを伝える使命感が伝わってくる。

『ふるさとへの追憶(二)阿曽保・鹿間・笈破・杉山』

『恵那山研究 第6号-恵那山学会誌』

(金井孝素編・恵那山学会刊)掲載:『岐阜新聞』2018.5
平成17年に発足し「地べたを這い草の根を分けるようにして事実を丹念に拾い集めることにこそ、主要な存在意義がある」と活動を続けてきた恵那山学会が、この3月に活動を停止した。発足当時の想い出と毎月発行されていた「恵那山学会ニュース」40号から117号を掲載。植物や登山ルート・阿寺断層など内容も多岐にわたる。

『恵那山研究 第6号-恵那山学会誌』

『安岐のむかしばなし』

(阿木地域伝統文化継承事業実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.5
中津川市、阿木(安岐)に古くから伝わる言い伝えや昔話をまとめたもの。素朴なイラストが添えられ、温かな雰囲気を醸し出している。また外国人観光客誘致のために日本語だけでなく、英語表記でも綴られている。

『安岐のむかしばなし』

『木曽川の水没遺跡』

(河野克暢著・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.4
木曽川の藤掛中州水没遺跡を中心に、川島町伊八島河床遺跡・各務原市弥兵衛島遺跡・羽島市大浦新田水没遺跡の調査結果をまとめたもの。後半は各務原市とその周辺の戦争遺跡の調査記録。軍用地に関係する記録集で、空爆・銃撃の痕跡が残る遺跡や敵軍から飛行機を守るため造られた掩体(えんたい)壕(ごう)などを写真とともに詳しく説明している。

『木曽川の水没遺跡』

『郡上2 創刊号』

(郷土文化誌郡上Ⅱ編集委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.3
昭和46年に創刊し、平成11年に第10冊終刊号が刊行された『郷土文化誌 郡上』の18年ぶりの続編。あらゆるジャンルの読み物が詰まっており、「文化誌郡上の振り返りと復刊への抱負」「文化活動と郡上の新たなうねり」「文芸」「時事とシリーズもの」の4部構成となっている。

『郡上2 創刊号』

『本と故郷を愛した木村小舟さん物語』

(木村小舟を語る会編・富加町教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2018.3
大正・昭和初期に2度、郷土に私立通俗図書館を開設した加治田村(現富加町)出身の文学者木村小舟。その生い立ちや青少年向けの著作・編纂事業など多岐にわたる活躍を、加治田の歴史や文化をまじえて紹介。「木村小舟を語る会」の活動にも触れ、顕彰継続の願いが語られている。

『本と故郷を愛した木村小舟さん物語』

『中有知郷土史』

(中有知を語る会著・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.2
古代から現代まで、中有知(現在の美濃市・関市)の歴史や産業、昔話、他の村との合併・市制施行などがまとめられた一冊。古文書や古地図、現存する寺社仏閣のほとんどがカラー写真で紹介されている。巻末に中有知地区歴史年表付き。

『中有知郷土史』

『シナリオでよむふるさと不破の歴史』

(草野道雄編・刊)掲載:『岐阜新聞』2018.1
「学校に贈られた青い目の人形」「業平と親王」など、不破にまつわる劇のシナリオ集。台詞だけでなく各劇に関連する写真が豊富に掲載されている。「松尾芭蕉と不破の関」では関ケ原町にある不破関跡の看板、芭蕉庵跡の石碑の写真など、劇の背景をよりリアルに想像できる。

『シナリオでよむふるさと不破の歴史』

『新聞【新愛知】の飛騨横断記を歩く』

(金子暁男著・銀河書籍刊)掲載:『岐阜新聞』2018.1
大正2年8月から10月の新愛知新聞(中日新聞の前身)の連載「飛騨横断記(福井から松本までの行程)」の掲載記事について、当時の記事とその内容に関連する人物・地形・動植物・生活ぶり等を写真・挿絵も入れて詳細に解説。著者と飛騨とのかかわりについても別に掲載。

『新聞【新愛知】の飛騨横断記を歩く』

平成29(2017)年

『幕末の大儒学者「佐藤一斎」の教えを現代に』

(堀江美州著・ブイツーソリューション刊)掲載:『岐阜新聞』2017.12
美濃国岩村藩出身の儒学者・佐藤一斎が記した随想録『言志四録』。「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす。(第二条)」天を師とするとはどういうことか。102箇条を著者の解説と共に紹介している。

『飛騨夏虫記 現代語訳』

(日下部正良訳・刊)掲載:『岐阜新聞』2017.12
1771年から約20年にわたり、飛騨で大規模な百姓一揆、いわゆる大原騒動が発生した。幕府はこれに対し死罪を含め厳重な処罰を下した。「飛んで火に入る夏の虫」を髣髴とさせる書名が農民たちの過酷な戦いを思わせる。『飛騨夏虫記』はこの出来事の一部が記された史料。本書により現代語訳で読むことができる。

『岐阜縣神社名鑑』

(岐阜県神社庁編・刊)掲載:『岐阜新聞』2017.11
県内神社3,215社分の祭神、由緒・伝承、例祭日等が掲載されている名鑑。岐阜県神社庁が設立70周年を迎えた期に部分的な編纂はあっても、部分的にしかまとめあれていなかった県内総ての祭神等を、県内神社関係者の協力を得て採録したものである。他に境内社・神紋も記載。

『夕雲の城』

(美濃加茂市・坂祝町・富加町編・刊)掲載:『岐阜新聞』2017.9
みのかも定住自立圏共生ビジョン事業として、富加町中心に協働で作成された「織田信長の東美濃攻略歴史PRマンガ」である。後半の資料編・考察編と共に、堂洞砦攻めを核に『信長記』諸本の比較検討と同時代史料による猿啄城・堂洞砦・加治田城にかかわる東美濃攻略の新たな合戦像の提示が試みられている。

『西町攀鱗閣バンザイ!! 岐阜県垂井町西町の祭礼を支えた人々』

(澤島謙司著・西濃印刷刊)掲載:『岐阜新聞』2017.8
県の有形民俗文化財に指定されている垂井祭曳軕(攀鱗閣)では、毎年5月に3輌の車山が垂井地内を曳き回される。この祭に携わってきた技術者・歌舞伎指導者・歌舞伎を演じた子どもたちなどの記録を収めている。カラー写真多数掲載。

『「川並衆」奮戦す』

(高橋恒美著笠松を語り継ぐ会刊)掲載:『岐阜新聞』2017.5
織田信長の美濃攻めに大きく貢献した木曽川流域の土豪「川並衆」を紹介したブックレット。 墨俣「一夜城」や岐阜城攻略といった有名な事跡だけでなく、その前段階となる犬山城攻略や新加納(各務原)での「一夜城作戦」など、知る人ぞ知る川並衆の活躍を描いている。

平成28(2016)年

『元屋敷窯発掘史-美濃桃山陶の再発見と古窯跡発掘ブームの中で-』

(土岐市文化振興事業団編 土岐市美濃陶磁歴史館刊)掲載:『岐阜新聞』2016.3
昨年土岐市で開催されていた展覧会の図録。桃山陶の調査・収集を行った高木康一、小川栄一の視点を中心として、荒川豊蔵による再発見、桃山陶の復興、古窯発掘ブームに至る歴史を振り返る。

『川辺学研究 創刊号』

(杉山洋・横田穣編 川辺学研究会刊)掲載:『岐阜新聞』2016.3
加茂郡川辺町の歴史に関わる人々が集まり、平成25年に発足した「川辺学研究会」。月1回のペースで開催された研究会の資料をまとめた本著では、神社仏閣等の調査、納古山入会論争などの郷土史から、川辺ダム湖の魚や、平成25年にオープンしたギャラリーのことなど、内容は多岐にわたる。

『「いび三町民の集い」記録集』

(いび三町民の集い実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.3
平成27年10月に開催された第39回全国育樹祭の応援行事として「いび三町民の集い」が9月に開催された。本書は揖斐の森づくり、天皇・皇太子殿下行啓の意義について二人の専門家が行った講演録と、全国育樹祭の資料を掲載。

『山間過疎地域における地域保健活動 東白川村と共にあゆむ保健師たち』

(宮田延子著 みらい刊)掲載:『岐阜新聞』2016.2
「保健師」とは地域、学校などの集団を対象に公衆衛生や社会福祉のための指導、支援を行う専門職である。本著は生まれ育った東白川村で保健師として活動した著者の40年間にわたる調査活動の研究報告。山間部における高齢化過疎地域で高齢者が最期まで安心して暮らせる地域はどうあればよいのか、そのための保健師の役割とは何かを論じている。

『復刻合本集 いびがわ文化財』

(揖斐川町文化財保護協会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.2
昭和63年度発行の17号から平成26年度発行の43号を復刻合本。春日局、稲葉一鉄などの人物や横蔵街道、八王子神社などの史跡、古謡「おばば唄」など様々な揖斐川町の歴史と文化を知ることができる。

『いわむら郷土読本 総括編』

(いわむら郷土読本編集委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.2
「老いて学べば即ち死して朽ちず」という気概で「歴史掘りおこし」が行われ、「岩村藩を恭順に導いた立役者の憂憤」、「三好学の『授業日誌』」、「飛ばないカーチス複葉機の見聞記真相」など、既刊の岩村町史を補う先人の姿や出来事が多面的に浮き彫りにされていて興味深い。

『平成27年度 さまざまな「宝」が輝くまち笠松―自然.文化.歴史...―』

(笠松力検定委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.2
町制120年の節目であった平成21年度から町の魅力を再発見し、郷土を愛する心を深める目的で笠松の自然・文化等について検定が行われている。この冊子は笠松町のガイドと検定テキストとして作成され、巻末には前年度の検定問題が記載されている。

『岐阜県高等学校文化連盟誌 平成22年~平成26年』

(岐阜県高等学校文化連盟編・刊)掲載:『岐阜新聞』2016.1
岐阜県高等学校文化連盟の設立35周年を記念した本書。演劇や合唱、吟詠剣詩舞や民俗芸能など17部会の30周年以降の5年間の活動を掲載。全国総合文化祭への出場やぎふ清流国体での活躍、全国大会など、さまざまな分野で輝く高校生を知ることができる。

『郷土史「小島の郷」』

(杉崎区郷土史編纂委員会編 杉崎区刊)掲載:『岐阜新聞』2016.1
飛騨市古川町杉崎はかつては飛騨国吉城郡小島郷杉崎村という地名であった。縄文土器や石器が発掘され、古くから人々の息づく土地であった杉崎区を後世に伝えるべくまとめられた郷土史。歴史や建造物、年中行事や屋号なども掲載されており、読み応えがある。

『古地図で楽しむ岐阜』

(美濃飛騨古地図同攷会編・風媒社刊)掲載:『岐阜新聞』2016.1
岐阜と加納、ふたつの城下町が連接した岐阜市、城下町・宿場町・湊町の重層構造をもつ大垣市など、県内の特徴的な都市について多彩な古地図や鳥瞰図などをもとに解説。平成27年10月に亡くなった輪中研究の第一人者・伊藤安男氏が監修し、県内の地理学に造詣の深い16人の筆者が執筆したもの。

『1/100 The One-hundredth』

(棚橋弘至著・扶桑社刊)掲載:『岐阜新聞』2016.1
大垣市出身のプロレスラーで「100年に一人の逸材」とのニックネームで知られる棚橋弘至の初フォトブック。写真集やインタビュー、対談記事、「逸材書店 もしも棚橋弘至が書店員だったら」「迷言大賞」などファン注目のコンテンツを収録している。

平成27(2015)年

『戦争体験の記録』

(郡上市遺族会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.12
戦後70年、そして郡上市(前郡上郡)遺族会設立50年の節目に出版された本著。満州開拓団、救護看護婦、義勇隊として戦時下を生きた三名の体験記や、『写真で見る郡上百年』(有代和夫編著・郷土出版社刊。当館所蔵有)から転載した戦時下の郡上や満蒙開拓の写真などを掲載。

『阿修羅のまなこ』

(赤堀照子著・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.12
岐阜市に生まれ、「平凡であることが当たり前のように暮らしてきた、本当に平凡な主婦」である著者を襲った、息子の交通事故という出来事。入院、手術、退院、その後の生活・・・不安がつのる毎日の中、書くことが精神を穏やかに導いてくれたという著者が記す日々の思いと、歌をまとめた書。

『地域アイデンティティを鍛える観光・物流・防災』

(畦地真太郎ほか編著・成文堂刊)掲載:『岐阜新聞』2015.12
朝日大学産業情報研究所のプロジェクト『地域と観光の未来』での研究を元に著された論考。大学のある瑞穂市などを事例として、「地域を知り、誇りを持ち、価値を信じる」地尊心の役割や観光立国・観光政策の課題、災害対策などを考える。

『熊谷守一つけち記念館所蔵作品画集』

(池田良平ほか編・熊谷守一つけち記念館刊)掲載:『岐阜新聞』2015.12
熊谷守一の故郷である中津川市付知町に平成27年9月に開館した記念館が所蔵する主な作品を掲載した図録。記念館のコレクションの中核となっている小南左年館長の収集作品をすべて収録しており、平成28年3月まで開催の開館記念展で展示されないものも含まれている。

『続々京まち歴史散歩写真集 明治・大正・昭和(20年まで)』

(高木為一郎編 京まちづくりの会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.11
『京まちの歴史(資料編)』『京まち歴史散歩』『続京まち歴史散歩』(全て当館所蔵)に続く、3年計画による記念誌発行事業の集大成となる本書。建物や祭り、日常生活の道具などの写真のほかに収入や物価などの生活指標、時代ごとのお金の価値、年表が記されている。

『長良川おんぱく2015公式ガイドブック』

(長良川温泉泊覧会実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.11
平成27年9月27日から11月15日の期間に開催される「長良川おんぱく」。本書では「長良川おんぱく」で企画された180のイベントについて紹介している。食、アート、自然、伝統、健康など様々な視点で長良川流域地域を楽しむことができる。

『岐阜県ふるさと散歩 第一集』

(岐阜県小中学校長会編 岐阜県小中学校長会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.11
岐阜県小中学校長会が、『夏の友』など長年の出版活動を通じて得た岐阜県の歴史や自然の情報を選りすぐり、子どもや保護者向けに県内各地を紹介している。ふるさと岐阜県のよさを感じ取られることを願って、多くの教職員がかかわっている。

『庶民が描く暮らしの記憶 ふるさとを共有する「現代絵農書」』

(清水ゆかり著 丸善プラネット株式会社刊)掲載:『岐阜新聞』2015.11
時代の変化によって失われた日常の暮らしを地域の人々が世代を超えて共有しようと試みる記憶画に焦点を絞り、地域の人々の誇りや内発性に支えられた文化の創造・継承活動の重要性を訴え、庶民のための歴史叙述の新たな方法に光をあてている。

『日韓近代美術家のまなざし-『朝鮮』で描く』

(坂井編集企画事務所編・岐阜県美術館[ほか]刊)掲載:『岐阜新聞』2015.10
県美術館で平成27年7から8月に開催されていた展覧会の図録。作品の写真・解説だけでなく、日韓の美術交流史や、両国の美術家が近代の激動の中、それぞれどのような課題・問題意識をもって表現活動を行ったかが、語られている。ハングル対訳付き。

『夢物語 現代語訳』

(日下部正良訳・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.10
江戸時代中期に飛騨全体を巻き込み二十年にわたって続いた百姓一揆「大原騒動」。飛騨の歴史の中でも特筆すべき事件の顛末を、主に農民側から書き記した回顧録が本書である。『夢物語-飛州大原騒動回想録-』(大野政雄校訂)として昭和49年に翻刻されていたものを、訳者が新たに現代語訳した。

『せきがはら人間村のひとびと』

(せきがはら人間村財団編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.10
昭和41年創業の関ケ原製作所では「限りなく人間ひろばを求めて」という基本理念のもとに「人づくり」の経営実践を行っている。能力開発大会や技能競技大会の開催、ミュージアムやギャラリーの設置、地域社会に奉仕する場としてのイベント、海外研修など様々な実践を紹介。

『緩和ケア病棟15周年を迎えて -さらなる躍進を願って-』

(岐阜中央病院編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.10
岐阜中央病院緩和ケア病棟は岐阜県初の緩和ケア病棟として開設された。本書は医療従事者、遺族、ボランティアなどの手記をまとめた記念誌である。残された日々をどのように生きたか、その人らしく生きるためのサポート、エンゼルケアなど、それぞれの熱い思いが記されている。

『ランドスケープ遺産百選 中部編Ⅰ』

(日本造園学会中部支部編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.9
人間がデザインしたり景観に手を入れた空間と、もとからそこにあった自然景観が密接な関係を保っている空間をランドスケープ遺産として選定し、造園界が果たしてきた社会的役割を伝える一冊。虎渓山永保寺庭園や江馬氏館公園跡など、中部地方の特色ある緑の空間を各県ごとに紹介している。

『運転免許統計 2015』

(岐阜県警察本部交通部運転免許課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.9
「車社会」といわれることの多い岐阜県。岐阜県民の1.43人に1人が何らかの運転免許を保有している。本書は免許保有者数に関する統計や免許試験に関する統計など運転免許に関する様々な統計が掲載されている。当館では1978年発行分より所蔵。

『濃尾震災紀念堂 歴史を繋ぐひとびと』

(羽賀祥二・濃尾震災紀念堂保存機構編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.9
濃尾震災紀念堂は、明治26(1893)年に衆議院議員の天野若圓の主導によって岐阜市に建立され、以降人々が集い犠牲者を供養する法要が執り行われてきた。本書は関係者によって守られてきた貴重な資料や建物の記録集。

『福祉サービス基礎』

(岐阜県教育委員会特別支援教育課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.9
『ビルクリーニング基礎』『喫茶サービス基礎』に続く3冊目の特別支援学校作業マニュアル。近年、特別支援学校を卒業後、高齢者福祉施設に就職する生徒が増えているという。本書は介護職の心構えや身だしなみ、コミュニケーションのとり方や福祉用具の使い方、食事や歩行などの介護方法が丁寧に説明されている。

『土岐のあかり 郷土を支えた人たち』

(土岐のあかり編集委員会編 土岐市教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.8
土岐市にゆかりのある古今の人物を小中学生向けに紹介したもの。初代土岐市長・二宮安徳をはじめ、日本初の女性病院長になった丸茂むね、近代窯業の先駆者・熊谷鉄蔵など、幅広い分野の人物の事跡が収録されている。市制60周年を記念して刊行。

『認知症-ともに生きる-』

(伊藤恭子執筆編集 内藤記念くすり博物館刊)掲載:『岐阜新聞』2015.8
認知症について、症状や治療法、予防のポイント、介護問題や社会での取り組みなどを解説している。近代以前に老人医療を論じた「啓迪集」や江戸期の医書にみる「健忘」など、歴史的な観点から取り上げているのも「博物館」らしく、興味深い。

『ひだびとは何を食べてきたか 「ハレ・ケ」覚書ノート』

(菱村文夫著・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.8
飛騨地方の年中行事、農耕儀礼や冠婚葬祭における「ハレの日のご馳走」と、日常における「ケの食」についてまとめられた書。食材だけでなく、調理法や保存法、民間療法なども記されている。著者の母が記した、実家と嫁ぎ先での「年中行事献立帳」も掲載され、飛騨の人々の食文化を窺い知ることができる。

『岐阜市の注目すべき生きものたち 岐阜市版レッドリスト・ブルーリスト2015』

(岐阜市自然共生部自然環境課編 岐阜市刊)掲載:『岐阜新聞』2015.8
今回本書に掲載された、岐阜市で絶滅の恐れのある野生生物は465種、外来生物は285種。自然環境の変化は岐阜市で生息してきた生物に大きな影響をもたらしている。

『伊吹山を知るやさしい地学の本』

(阿部勇治監修 伊吹山ネイチャーネットワーク編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.7
火山ではない標高1377mの伊吹山について、その生い立ちとそれを物語る地質構造や化石、その山麓の地形や湧水、石灰岩採掘など、地学の観点で多岐にわたり解説してある。この本を手に伊吹山に臨めば、その親しみ方が変わることであろう。

『三郷町の史跡を訪ねて 石造物・寺社編』

(三郷町郷土史歴史研究会編 三郷町づくり委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.7
市町村単位で教育委員会や文化団体等が中心になり、石造物関連の本が出版されている。本書は旧・三郷町地区(現・恵那市)の民衆の祈りの対象であった石造物などを貴重な文化財として記録や地図に残し、地域の人々が身近な史実に触れられるよう工夫した編集となっている。

『月岡画帖』

(大垣市文化財保護協会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.7
江戸時代から三百年以上続く大垣祭は平成27年3月に国の重要無形民俗文化財に指定された。本書は大垣藩士であった月岡一侃斎が幕末を思い出しつつ明治期に描いた画帖を紹介している。大黒ヤマや鯰ヤマなど、様々なヤマとともに神輿、獅々頭、甲冑武者などが描かれ、当時の祭り行列の様子がよくわかる。

『久瀬の学校 閉校記念誌』

(久瀬の学校編集委員会編 揖斐川町教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.7
児童生徒数の減少により、学校は統合の時代から閉校の時代へと変化している。揖斐川町の久瀬小学校、久瀬中学校は平成26年3月に閉校した。本書ではかつて久瀬にあった学校の歴史や、あらゆる年代の卒業生の思い出が掲載されている。

『美濃国池田郡八幡村 竹中家文書目録 その1』

(岐阜大学地域科学部地域資料・情報センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.6
岐阜大学地域科学部地域資料・情報センターが所蔵している竹中家文書の目録である。竹中家は、池田郡八幡村(現・揖斐郡池田町)で寛保年間から代々庄屋を世襲して村政を担ってきた。18世紀後半から19世紀の地域社会を知るための貴重な史料群である。

『おいしい東濃BOOKグルメ編・たび編』

(東濃西部広域行政事務組合編・著)掲載:『岐阜新聞』2015.6
右開きではたび編、左開きではグルメ編と、1冊で2度楽しめる多治見市、土岐市、瑞浪市のガイドブック。グルメ編ではご当地グルメ、地元の人たちへのアンケートをもとに選出したおすすめのお店、お土産にも最適な逸品・名品を紹介。

『サイエンスリサーチⅡ 平成26年度課題研究』

(恵那高等学校編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.6
文科省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている恵那高校の1年間の研究成果がまとめられたレポート集。ロケット甲子園を目指した本格的なロケット製作や地域の川の水質研究など、生徒の興味・能力に応じたさまざまな成果を見ることができる。

『つながるアート 平成25-26年度 岐阜県美術館教育普及事業報告』

(岐阜県美術館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.6
小・中・高校の児童生徒に対して県美術館が実施した、「美術館ならでは」の鑑賞プログラムやワークショップの記録集。「出かける」「迎える」「広げる」をキーワードに、ぎふチャンや県図書館とのコラボ企画やSNSの活用など、既存の「美術館」イメージにはない試みが目を引く。

『少年まあやん 国民学校の頃の思い出』

(山浦正男著・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.5
国民学校は太平洋戦争をはさむ1941年4月から1947年3月まで存続した。本書には当時を思い起こして、日々の暮らしや通知表などの学校の様子が綴られている。低学年児童の純朴さだけでなく、戦争当時の暮らしの一端を担う働き手としての少国民の健気さや家族の暮らしぶりも伝わってくる。

『緑輝く楽園 虫たちと出会えるところVOL.1』

(松尾登貴雄写真・文 名和昆虫博物館昆虫楽会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.5
湿原に棲む妖精ハッチョウトンボ、雑木林の帝王オオムラサキ、草むらのハンター・カマキリの仲間、これら昆虫の生態について息詰まる一瞬をとらえた美しい写真で紹介している。巻末には33年間にわたる撮影データと使用機材が記載してある。

『やまがた旅図鑑』

(山県市山里再生委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.5
山県市北部エリアの魅力ある人と地域のつながりを紹介する小冊子。特集「やまがたのつなぎかた」では、「①連柿のある風景」「②次世代につなぐ山と自然」として連柿、柿むきカンナ、柿渋など、伊自良地区の柿に携わってきた人々や自然観察指導員を紹介。山県の文化や魅力、未来への思いが語られている。

『はがき版画コンクール特選作品集』

(岐阜県小中学校長会編・岐阜県校長会館刊)掲載:『岐阜新聞』2015.5
第50回を迎えたはがき版画コンクール。応募総数1,293点の中から特選として選ばれた13点の作品を掲載。紙版画、木版画それぞれに躍動感あふれる作品の数々を楽しむことができる。なお当館では第24回以降の特選作品集を所蔵。

『交通事故多発場所等の分析と防止対策図 平成26年』

(岐阜県警察本部交通部編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.4
本書は県警が交通事故の実態を分析・検討した基礎資料。交通事故がよく発生する場所を抽出し、場所ごとに分析図を示し、あわせて道路環境と主な事故原因、発生した事故の種類や死傷者数、事故防止対策をまとめている。当館は昭和45,46,54-61年版と平成12年版以降を所蔵。

『戦前、戦中、戦後、想い出記録 終戦五〇年』

(串原村編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.4
本書は串原村(現・恵那市)が戦後50年の節目の年に村民から体験談等を集めた記録集。戦争を忘却せず後世に伝えたいという思いがあふれている。当館ではこうした各地の刊行物の収集につとめているが、約20年前に刊行された本書を所蔵していなかったため、この度収集した。

『岐阜美少女図鑑 vol.12』

(AIリクエスト編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.4
12冊目となる今回は「LOVE岐阜ラヴ」をテーマに、「岐阜東濃美少女図鑑」「岐阜西濃美少女図鑑」「飛騨高山美少女図鑑」の3刊を同時発行。高山の古い町並みや白川郷、セラミックパークMINO、大垣城や養老ランドなどを舞台に岐阜県出身のモデルを撮影。ヘアメイクや衣装も岐阜県内の企業が担当している。

『「岡村利平生誕150年の集い」資料集』

(国府史学会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.4
医者、政治家であり、また郷土史家として飛騨の郷土史研究に取り組んだ岡村利平。本書は国府町出身である彼の生誕150年を記念して行われたイベントで配布された資料集。写真や医者時代のエピソードを交えて岡村の生涯を振り返る。また、著作目録や考古資料目録も紹介。

『きっずナビ 2014年版』

(可児市・ゼンリン刊)掲載:『岐阜新聞』2015.3
本書は「マイナス10カ月からつなぐまなぶかかわる子育て」と副題にあるように、妊娠が分かってから小学校へあがるまでの子どもと家族をサポートする。可児市の子育てに関する行政情報が主だが、おむつ替えや沐浴の方法、予防接種一覧や応急手当、おでかけマップなど可児市在住でなくても役立つ情報も掲載。

『羽島市の歴史・文化、見て歩き』

(平井正春著・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.3
著者は「郷土羽島市の歴史、文化をもう一度見直してみたい」という気持ちから、美濃路や輪中、平方勢獅子や佐吉大仏などの文化財、円空仏や古戦場など羽島市の各地を実際に見て歩く。巻末には「見て歩き地図」も掲載されており、実際に歩いてみるのも楽しいであろう。

『写真で見る東白川村の今昔』

(東白川村教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.3
ふるさとシリーズの8冊目。明治から昭和の時代に撮られた風景や建物の写真と現在の様子を対比して見ることができる。分校が倉庫や会社として活用されていたり分教場の跡地に老人憩いの家が建てられていたりと、その変遷も楽しめる。東白川村を訪れていなくても懐かしさと親しみを感じられる。

『和紙の手帖』

(わがみ堂編 全国手すき和紙連合会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.3
2014年、ユネスコ無形文化遺産に登録された和紙。本書は25年ぶりの改定版。和紙の誕生から、原料、工法、強さや美しさの秘密、使われ方など50の質問に専門家が答えている。和紙の将来や、マンガ、プリントのような新しい使われ方についても紹介されている。

『寿福 第11号』

(下呂市シニアクラブ連合会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.2
クラブ・健康法・趣味の紹介ばかりでなく、「マッチ・ポンプ」などの現政権への危惧、亡くなられた方々への鎮魂の文、「バシー海峡」等の戦争体験などの感想や思い出も数多く寄せられている。それらは過去の郷土等と自分自身の貴重な体験を織り交ぜ、現在の世の在り様と照らし合わせている。そして、子や孫に守り伝えるべきものも明示されている。

『ほらどの円空』

(野村良賢原文 円空顕彰会洞戸発起人会刊)掲載:『岐阜新聞』2015.2
高賀山信仰、山伏修験などが興隆した時々の奉納品が高賀神社に大切に遺されている。そうした環境で、洞戸の郷に大きな円空仏や円空ゆかりの品々も遺され守り続けられてきた。その郷土に暮らした人々の心を伝える円空紹介の本となっている。

『恵那市市勢要覧 2014年度版』

(恵那市まちづくり推進部総合政策課編 恵那市刊)掲載:『岐阜新聞』2015.2
市制10周年記念の要覧。「郷土を学ぶ」では、関連する動画のQRコードも掲載しながら、中学生の皆さんが案内するかたちで市内各地の魅力を紹介しているほか、市民グループの皆さん、特産品や郷土料理を紹介。巻末には10年間の市制年表等。

『夏休みの詩と作文コンクール入賞作品集ぎふの子 平成26年度』

(岐阜県小中学校長会編 岐阜県校長会館刊)掲載:『岐阜新聞』2015.2
表題のコンクールは発行者が毎年刊行している『夏の友』の付帯事業として実施し、当初は翌年の『夏の友』に作品を掲載したが、昭和63年度からは作品集を刊行。本書はその最新版で今年度の入賞作品を収録。

『平成25年における濃尾平野の地盤沈下の状況』

(東海三県地盤沈下調査会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.1
東海三県の地盤沈下及び地下水位の状況、地盤沈下の観測・監視体制、地盤沈下対策の状況等についてまとめたもの。平成25年の沈下は安定してきているものの、巨大地震等に伴う高潮、洪水、内水氾濫の危険性が高く、監視と対策を継続する必要があることが報告されている。

『大井町を知ろまいか!』

(大井町まちづくり協議会歴史文化部会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.1
昔の絵図や写真に、地元の人たちが解説を加えた大井町の歴史記録集。馬が乗った渡し船や、開通した岩村電車の窓から身を乗り出す人などの写真に、当時のエピソードや思い出話が添えられ、親しみ深い記録集になっている。

『国際交流の窓 平成25年度』

(岐阜県国際交流センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.1
岐阜県の国際交流の概況を示した書。年1回発行されており、当館では平成5年度より所蔵。観光以外にも、農業や森林業、教育や福祉を目的として多くの国の人々が岐阜県を訪れていることが分かる。県内の国際交流団体一覧や語学講座、料理教室、スポーツ交流会など各市町村の国際交流事業も紹介。

『奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学』

(岐阜県博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2015.1
2014年7月から8月に岐阜県博物館で開催された特別展の解説図録。催眠心理研究の福来友吉や、桑原俊郎、田中守平など県出身の霊術家、岐阜が発祥とされる口裂け女や、岐阜で目撃が最も多いとされるつちのこなど、「奇なるもの」にあふれた岐阜を感じることができる。

平成26(2014)年

『木曽・飛騨川流域における総合的な治水対策プラン』

(岐阜県編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.12
平成19年度までに策定された「岐阜県新五流域総合治水対策プラン」(新五流総)が平成26年3月に改定されたが、本書はその改定版の1冊。木曽・飛騨川のほか揖斐川、長良川、土岐川、宮川の各流域別にまとめられている。岐阜県ウェブサイトでは改訂版のほか改定前のプランも掲載している。

『加藤卓男展 オリエントと美濃を結んだ生涯』

(多治見市美濃焼ミュージアム編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.12
本書は多治見市美濃焼ミュージアムで開催された特別展の図録。人間国宝・加藤卓男が制作した虹彩(ラスター彩)等の代表作だけでなく、イランなどで収集した陶器、愛用品、写真、日記なども紹介し、巻末には年譜も掲載。

『遊民 Homo Ludens第10号』

(遊民社編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.12
「幻の国民生活学院」、「軍歌と軍国歌謡に見る十五年戦争」、「怪人・加藤唐九郎伝説」、「サダと二人の女」などを掲載。巻末には2010年の創刊号から10号までの歩みがあり、執筆同人の平均年齢が80歳とも記されている。戦争・昭和の語り部として、戦中・戦後の社会情勢から現在の在り様に警鐘を鳴らしている。

『がん―古から未来へ―』

(内藤記念くすり博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.12
古代から知られていた「がん」および、がん治療の歴史と今後の展望について、画像やデータを織り交ぜ32ページで簡潔に紹介されている。「がんになるのではとむやみに心配してストレスをためては、逆効果である。心の健康にも気を配るのが大切である。」との至言も見出せる。

『くらしの薬草と漢方薬』

(水野瑞夫/太田順康共著・新日本法規出版)掲載:『岐阜新聞』2014.11
岐阜薬科大学で長年教鞭をとってきた水野氏と、岐阜市内で漢方薬局を経営してきた太田氏による、薬草と漢方薬の百科便覧。病気症状別に有効な薬草と漢方薬名が掲載され、薬草名と漢方薬名ごとの解説もある。薬学の知識のない一般人にもわかりやすい一冊。

『地域に根づいて』

(水谷圭三著・長森北公民館刊)掲載:『岐阜新聞』2014.11
岐阜市の「長森北公民館だより」に掲載されていたミニエッセイが、1冊の本になった。著者の水谷圭三氏は平成4年から24年まで20年間にわたって公民館主事として勤務し、公民館だよりを発行し続けてきた。折々の時事問題や流行ものなどが織り込まれ、20年間の風物録として楽しめる。

『守一のいる場所』

(熊谷守一著・求龍堂刊)掲載:『岐阜新聞』2014.11
平成26年9月5日から10月19日まで岐阜県美術館で開催された「熊谷守一展 守一のいる場所」の公式図録兼書籍。中津川市付知町出身の洋画家である熊谷守一のデッサン、油絵、水墨画や書、塑像などの図録の他に論文も2点掲載されており、展覧会を訪れた人も、そうでない人にも読み応えのある1冊。

『いづみ会詩集 おかげさま 第一集~第三集』

(生き生きサロンいづみ会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.11
2014年3月に詩集を作ることを話し合い、8月までの半年ですでに3冊の詩集を刊行した白川町の「生き生きサロンいづみ会」。家族、日常、趣味などを題材につづられた詩は、自己主張や前向きで熱心な力、そしてユーモアにあふれている。

『創作こより絵-手から生まれた物語-』

(森田義夫著・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.10
こより絵41点の作品は鮮やかであり、様々な手に託した「里山の景色は私の心の中にある」などと書かれた文言も大変印象的である。森林伐採作業に登場した初期のチェーンソーの振動により入院の日々を過ごし、その病を克服しようと自分にあった表現を求め続けた著者のたくましさと心の響きが伝わってくる。

『戦争の記録(第36集)-伊深の日記-』

(伊深親子文庫編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.10
戦時中の佐野家の父の記録を辿り、当時の人々のかかわり方や慎ましやかな暮らしを見つめる。この『戦争の記録』は当時の軍事郵便や日記などを題材にして、昭和54年から毎年刊行され、「世界中が平和に暮らせるように」との願いを込めて、近隣の小学校PTA等に配布されている。

『とき窯元めぐり旅手帖』

(土岐市ほか編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.10
土岐市内の窯元を紹介する小冊子。伝統工芸士として認定された陶芸家のほか、泉・土岐津、下石・妻木、駄知・濃南の各地区ごとに30以上の窯元を各窯元の当主と作品等の写真も掲載して紹介している。また、窯元以外にも美濃陶磁歴史館などの施設等も掲載されており、土岐市内で美濃焼を堪能する際に必携の1冊。

『豊蔵志野 挑戦から創造へ』

(荒川豊蔵資料館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.10
本書は荒川豊蔵資料館(可児市)の、平成26年7月現在の収蔵品図録。志野にテーマを絞って、豊蔵の作品や収集品を収録している。2014年は荒川豊蔵生誕120周年にあたり、同資料館では記念展を開催し、本書に収録された作品等の一部を展示(生誕120年の記念展は2014年10月13日まで)。

『ちょっといい話 3』

(瑞浪市人権施策推進ネットワーク会議編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.9
平成24年に発行されてから、毎年ページ数を増やしながら刊行されている。普段の挨拶、相手を思って発した一言、さりげない心配り、とっさにとった行動。ちょっとしたことが誰かの心にじんわりと残る。瑞浪の人々の温かさに触れ、心が和む小冊子。

『若者が選ぶ岐阜の魅力的な会社100選』

(G-net編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.9
「仕事の環境」「仕事が与える影響」「仕事観」の3つの選定基準で178名の学生が岐阜県内にある99社を選定。ウェブサイトでも情報提供をしているが、冊子版では30社を特集。学生が会社取材を行い、会社のこだわりや特徴を記事にしている。取材参加学生座談会や就職活動体験談などのコラムもある。

『御触書写留帳・消息外 紫雲山真龍寺文書(一)』

(野原敏彦著・紫雲山真龍寺 住職 浅野郁尚刊)掲載:『岐阜新聞』2014.9
岐阜市長良の真龍寺に秘蔵されていた古文書のうち江戸期の村方関係史料の一部を掲載。主として尾張藩からのお触れの写しである「御触書写留帳」等の古文書が、原文デジタル画像とその読み下し文で構成され、近世の地域資料として価値ある一冊。

『歩 自死遺族の集い』

(千の風の会・岐阜県精神保健福祉センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.9
平成21年1月に発足した、岐阜県自死遺族の会「千の風の会」、初の刊行物。発足の経緯と5年間の歩み、遺族の手記で構成され、会の活動内容とその意義がよく伝わってくる。家族の自死という衝撃に直面したとき、遺族の支えとなる会があることをぜひ知ってほしいと思う。

『ぎふ精神保健福祉 2013 Vol.50』

(岐阜県精神保健福祉協会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.8
特集は「自死を考える(2)」と「機関誌Vol.50を記念して」。東尋坊でのパトロールを行い、多くの自殺企図者の命を救ったNPO法人心に響く文集編集局代表のゲートキーパー養成講座での講演録を掲載。

『安八のつたえ話』

(安八町教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.8
平成13年11月号から町広報誌への連載が始まった「安八のむかし話」。現在も連載は続いているが、この本は平成26年4月までの150話をまとめた1冊。語り口調で綴られた昔話は懐かしい気持ちにさせてくれる。大洪水などの水害に苦しめられる一方、カッパやどち(スッポン)、みよ(かいつぶり)など水と密接に関わって生活する安八町ならではの話も。

『岐阜県ふるさと教育実践集』

(岐阜県教育委員会教育総務課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.8
県内で行われているふるさと教育に関する取り組みのうち、特に文化に関する実践の事例集。岐阜、西濃、美濃、可茂、東濃、飛騨の各地区から表彰を受けた学校や自治体の取り組みも紹介している。巻末には当館で開催された「ふるさと教育展」の様子も掲載。

『岐阜工業高等専門学校紀要 第49号』

(岐阜工業高等専門学校編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.8
本書は年1回発行の紀要。岐阜高専に限らず、県内の高等教育機関からは研究紀要等をご寄贈いただいて保存しているが、各機関の特色ある研究成果を知ることができる。県内の事物を研究主題としている論文もあり、本書にも「岐阜市真龍寺本堂の研究-現存本堂と真龍寺所蔵史料について-」が収録されている。

『山岳白書 平成25年中の北アルプス登山者と遭難事故のまとめ』

(岐阜県北アルプス山岳遭難対策協議会著・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.7
近年加熱する登山ブーム。岐阜県側から北アルプスへ向かう単独登山者数が過去最高となる一方で、遭難事故も過去最高を記録している。本書では平成25年度の事故状況とともに、救助に対しての思いが綴られた岐阜県警察山岳警備隊隊員の手記も掲載。

『輪之内學研究(第3号)』

(輪之内学研究会刊)掲載:『岐阜新聞』2014.7
本書は平成24年4月に先人の足跡に学び、地域に内在する知的関心と活動への潜在力を集約する契機にと創刊された。第3号では、掘抜井戸を制限する株井戸制、農地改革に伴う地主小作階層の変貌、和算と森島簡斎、美濃派と各務支考など、多岐にわたる内容が盛り込まれている。

『岐阜県食品安全行動基本計画 第3期』

(岐阜県編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.7
食物アレルギー、食品表示偽装など食に関する問題は我々の身近なところにある。食品の安全と安心を守るための「岐阜県食品安全行動基本計画」について、平成26年度からの第3期計画の各施策についての説明、消費者・食品関連事業者へのメッセージなどが記されている。

『夕田茶臼山古墳範囲確認調査報告書(平成21~24年度)』

(富加町教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2014.7
昭和35年に富加村の史跡に指定されていた丘陵上の古墳が、4ヶ年の調査により、弥生墳丘墓との構造的親和性の強い県内最古級の前方後円墳であることが確認された。『かかみ野古代史紀行(平成25年度埋文歴史講座15)』と併せて読まれることをおすすめする。

『第22回岐阜県文芸祭作品集』

(岐阜県教育文化財団編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.6
朝井リョウ、池井戸潤など岐阜県出身の作家の近年の活躍ぶりは周知のとおり。今年で22回目となる岐阜県文芸祭も盛り上がりをみせ、過去最高となる1,971名から3,707点もの作品が寄せられた。岐阜県内のあらゆる場所を舞台に、心あたたまる作品が描かれている。

『若年層における交際相手からの暴力に関する調査報告書』

(岐阜県環境生活部男女参画青少年課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.6
交際相手からの暴力、いわゆる「デートDV」について岐阜県内の高校生、大学生等5,000人を対象に調査。身体的暴力、性的暴力に比べて精神的暴力の認識が低いことなどが分かる。資料として啓発用チラシ、岐阜県における相談窓口の案内も掲載。

『9月28日を忘れない』

(国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.6
平成25年9月28日開催の豪雨災害30年事業記録集。当日の体験談・基調講演・座談会の内容を写真や図表を用いて紹介している。また、各市町で実施されたパネル展示の様子やパネルの内容も掲載。当日資料『自然に学び、自然に備える 近年の豪雨災害記録集』も当館で所蔵。

『自然をいかした飛騨の農業』

(飛騨農林事務所ほか編、飛騨農業振興会刊)掲載:『岐阜新聞』2014.6
本書は主に飛騨地域の児童に配布されている副読本で、1994年から毎年刊行。飛騨の農業の歴史や稲作、野菜、果樹、畜産など主な農作物等を紹介している。当館ではこうした副読本も収集し、一部を「ふるさと教育常設展」として展示している。

『FHJ岐阜 51(2013年度版)』

(益田清風高等学校家庭クラブ編 岐阜県高等学校家庭クラブ連盟刊)掲載:『岐阜新聞』2014.5
岐阜県は都道府県単位の家庭クラブ連盟が最も早く発足した県の一つで1950年に発足している。本書は年1回発行される報告書で、研究発表大会など県内での活動報告の他、全国コンクールで入賞した研究報告等も掲載。当館では第32号から所蔵。

『あたたかさいっぱい Vol.8』

(岐阜県社会福祉協議会,岐阜県セルプ支援センター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.5
本書は岐阜県内の福祉施設・事業所で作られたさまざまな授産製品を、岐阜・西濃・中濃・東濃・飛騨の各地域別に紹介する小冊子。購入方法等の説明の他、巻末の会員施設一覧には各施設の所在地や電話番号等を掲載している。(PDF版を岐阜県社会福祉協議会ウェブサイトで公開)

『昏迷の終末期医療』

(岐阜リビング・ウィルのあり方を考える会編著 岐阜新聞社刊)掲載:『岐阜新聞』2014.5
平成22年に発足した同会が、これまでに実施した8回の研究会の講演内容を中心に主に医療側の視点で書かれた1冊。特に尊厳死をめぐる事件に直接関わった医師の報告をもとに、終末期医療における意思決定のあり方を考える。

『飛騨・美濃じまん白書 平成25年度版』

(岐阜県観光交流推進局編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.5
岐阜県の観光について、前年度(24年度)の統計調査結果と、県の取組状況を掲載。観光統計では、入込客数、観光客内訳、外国人宿泊客数、経済波及効果額(推計)などの基礎的データを収録。取組状況では、6つのプロジェクトの取組状況が報告されている。

『郡上組寺院めぐり 浄土真宗本願寺派』

(郡上組門徒総代会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.4
親鸞聖人750回大遠忌法要を記念し、昨年作成された資料を今回ご寄贈いただいた。郡上市内の浄土真宗本願寺派寺院の沿革と寺のカラー写真等が掲載されている。参拝できる宝物(寺宝)も紹介されており、郡上市を訪れる際にぜひ参照したい1冊。

『岐阜県昆虫目録1』

(岐阜県昆虫分布研究会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2014.4
日本列島のちょうど真ん中に位置する岐阜県では、多様な気候や植生を背景に豊かな昆虫相が形成されている。およそ5年の歳月をかけて完成した本書は、トンボ目・シリアゲムシ目・ハチ目・チョウ目(蝶類)の岐阜県における生息地などを収録している。巻末には種名索引もついている。

『玉賢三の仕事 絵師・図案家』

(山本純一広告製作所編・デザイン玉賢三デザイン室刊)掲載:『岐阜新聞』2014.4
見てみたくなる、行ってみたくなる思いは何処から生まれるのだろう。中央での活躍を夢みながらも、ふるさと高山で描き続けて60年。節目の年に作品集が出版された。祭、街並み、催しと彼のポスターを見るとなぜか訪ねてみたくなるのである。

『羽島市の円空仏写真集』

(鈴木祥之・加藤奨編 羽島市円空顕彰会刊)掲載:『岐阜新聞』2014.4
新幹線岐阜羽島駅に立つと、高さ8mの円空仏のモニュメントが出迎える。羽島市は円空生誕の地とされ、生涯に12万体の仏像を彫ったといわれる。荒削りな作風と慈悲に満ちた尊顔は、今も人々の心を惹きつける。今回、市内にある全ての円空仏を集めた写真集ができ上がった。

平成25(2013)年

『弥七田織部展』

(可児郷土歴史館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.4
可児市の弥七田窯で生産されたとされる独特な作風の織部は「弥七田織部」と呼ばれている。可児市では市制施行30周年を記念して、この「弥七田織部」を取り上げた特別展をこのたび開催した。本書はその図録であり、可児市のやきもの文化の一端を伝える一冊となっている。

『水質試験年報 平成23年度』

(岐阜県東部広域水道事務所水質検査課編、岐阜県都市建築部水道企業課)掲載:『岐阜新聞』2013.4
岐阜県営水道の水質検査結果等をまとめたもの。毎年刊行されており、当館では平成10年度分から所蔵。定期的な水質試験結果のほか、巻末には局所的集中豪雨による濁度の上昇と強い木材臭への対応など、研究発表大会での報告等も掲載している。

『郷土のために骨身を惜しまなかった 渋谷代衛さん』

(養老町教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.4
岐阜県最初の県営養老公園の整備を始めとして、治水工事や学校教育の推進など私財を投げうって郷土の発展に尽くした養老町の偉人、渋谷代衛の業績や人となりを家族が記した逸話を交えながら顕彰している。

『ぎふ清流国体ぎふ清流大会2012 GRAPHIC』

(岐阜新聞社編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.4
第67回国民体育大会・第12回全国障害者スポーツ大会が岐阜の地で開催された。競技に立ち向かう鋭いまなざし、躍動する体、そして勝利の喜びとアスリート達の一挙一動を巧みなカメラワークでとらえた記録写真集である。読者は県内を駆け抜けた炬火リレーとともにあの日の興奮に再び浸ることができよう。

『阿寺断層 活断層のわかったこと・わからないこと 第16回企画展解説書』

(大林達生編、中津川市鉱物博物館)掲載:『岐阜新聞』2013.3
中津川市鉱物博物館で今年度7月から12月にかけて開催された企画展の解説書。阿寺断層は中津川市の南東部の神坂付近から北部の加子母を縦断する大規模な活断層である。これまでの活動や今後発生する地震の可能性、周辺の地質などについて解説している。

『歴史掘りおこし読本 第3巻』

(歴史掘りおこし委員会編・城下町ホットいわむら)掲載:『岐阜新聞』2013.3
岩村町のまちづくり団体・ホット岩村と歴史掘りおこし委員会が中心となり、平成20年から発行されている歴史読本。岩村城や岩村町ゆかりの人物など、数多くのできごとが発掘され、深く考察されている。

『守屋多々志の世界』

(大垣市守屋多々志美術館著、大垣市ほか)掲載:『岐阜新聞』2013.3
大垣市で平成24年9月15日から10月21日に開催された展覧会「―生誕100年記念―守屋多々志の世界」の図録。多々志の家族が思い出を書いている。

『可茂地域にある木曽川水力の歴史 ~国指定重要文化財・近代化産業遺産の旧八百津発電所を中心に~』

(和田義昭編、八百津町教育委員会発電所資料収集展示研究会)掲載:『岐阜新聞』2013.3
八百津町を流れる木曽川の水力を活用して造られた木曽川発電所(大正6年に「八百津発電所」と改名)の建設は明治に遡る。その後、電力需要のために建設が計画された丸山発電所は建設当時の昭和18年は、日本最大の発電所であった。本書は、明治・大正・昭和時代の木曽川水力の歴史を物語る貴重な資料である。

『櫻堂薬師一二〇〇年展 特別展』

(瑞浪市陶磁資料館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.2
櫻堂薬師は瑞浪市土岐町桜堂地区(旧土岐郡神箆村)に所在し、弘仁3年(812)に瑞櫻山法妙寺として創建したとされている。本書は平成24年11月3日から12月16日にかけて瑞浪市陶磁資料館で開催された特別展の図録である。

『第67回国民体育大会ライフル射撃競技会ミニプログラム』

(ぎふ清流国体美濃白川実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.2
ぎふ清流国体のライフル射撃競技場で配付されたプログラム。本書に限らず、国体推進局から関係資料の提供を受けたほか、様々な資料をご寄贈いただいており、ぎふ清流国体関係資料が充実しつつある。各実行委員会および関係者の皆様のご理解・ご協力に感謝申し上げたい。

『続 逆境こそが知恵を生む』

(高木武彦著、ケイ・クリエイト)掲載:『岐阜新聞』2013.2
平成18年に出版されたものの続編である。難問解決法の出発点は冷静な現状分析と発想の転換だとし、商売で生き抜く知恵を自身の経験に基づいて、具体的に述べている。

『特別展 飛騨・美濃の信仰と造形-古代・中世の遺産-』

(守屋靖裕編、岐阜県博物館)掲載:『岐阜新聞』2013.2
平成24年9月21日(金)から10月28日(日)まで、岐阜県博物館において開催された特別展の図録である。岐阜県は地理的・歴史的な 多様性からひと括りにできない文化をもつ。そこで、5つの地域に分け、各地域で展開された信仰と造形について、良質の画像とともに作品の時代背景・制作過程にも踏み込んだ解説を加えている。

『実態調査と体験から家庭団欒を育てる素材の宅配』

(和田秀夫著・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.1
小学6年生の家庭生活実態調査を行い分析し、家庭学習や通塾、ゲームに時間を取られて家族の団欒の時間があまりない実態を歎き、自身は子ども中心の団欒の家を生活の基盤にし、現在地に安らぎの生活を展開してきた。102歳の著者が醸し出す愛情あふれる文章に心洗われるようである。

『郡上学 7』

(郡上市)掲載:『岐阜新聞』2013.1
郡上学総合講座の第5回「美並高原の筏流し~筏流しの歴史・誕生~」、第6回「円空を育てた山と川~修験僧円空の生涯と、その足跡を訪ねる~」を収録したもの。今回は、美並で開催され、美並在住の方が講演している。講演の口調のまま収録しているので、非常に読みやすい。

『岐阜、染と織の匠たち人間国宝三人展』

(岐阜県博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.1
岐阜県出身の人間国宝、山田貢(友禅)、宗廣力三(紬縞織・洋織)、土屋順(紋紗)の代表作が、平成24年9月から11月にかけて岐阜県博物館で一同に会した。本書はその図録である。本人や関係者からの聞き書きも掲載されており、作品と同時にその人となりを知ることができる。

『金幣社八王子神社 岐阜県指定文化財』

(恵那市明智町金幣社八王子神社社務所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2013.1
恵那市明智町にある金幣社八王子神社の保存修理事業が平成24年9月に竣工した。本書は修理の様子、本殿・彫刻の彩色復元予想図等がカラー写真で掲載されており、改修の様子がよくわかる。天暦3年(949年)から続く、八王子神社の歴史・縁起も収録されている。

平成24(2012)年

『東海農林水産統計年報 第58次(平成22~23年)』

(東海農政局統計部ほか編、東海農政局統計部)掲載:『岐阜新聞』2012.12
農林水産省が実施した各種調査結果を中心に収録。昭和29年、農林水産業の基礎資料として『岐阜農林統計年報』を創刊以来、書名や収録範囲を変えつつ毎年刊行(当館では創刊から全て所蔵)。本書の内容は東海農政局ウェブサイトでも公開中。

『ぎふ交通統計 平成23年』

(岐阜県警察本部交通部編、岐阜県警察本部)掲載:『岐阜新聞』2012.12.
岐阜県内で発生した交通事故、運転免許、交通規制などの実態をまとめた一冊。毎年発行されているが、交通事故発生状況については本書が刊行され始めた昭和27年から昨年までの統計を掲載する等、この1冊で過去の状況もある程度把握できる。(当館では昭和37年版から所蔵)

『恵奈の地名由来と恵那雑巾』

(山内和幸著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.12
現在の中津川市と恵那市とはいずれもかつて恵那郡であった。恵那という地名から始まり、合併前の市町村と字の地名由来を解説している。また、今では使われることも少なくなった、この地方の気質を表す言葉「恵那雑巾」についての意識調査等の結果を掲載している。

『岐阜県鳥類目録 2012』

(日本野鳥の会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.12
14年ぶりに岐阜県全域の鳥類目録の改訂がなされた。前回発行以後の発見種や過去の目録の再検討により、これまでの最大となる306種を載せている。なお、巻頭の201種のカラー写真は、身近で見かける鳥の名前を知りたい者にとって、格好の手引となっている。

『湯屋小学校・小坂小学校 閉校記念誌』

(閉校記念部会編、小坂地域小学校統合委員会)掲載:『岐阜新聞』2012.11
平成24年3月をもって閉校した両校の記念誌。現在は統合し、新しく下呂市立小坂小学校としてスタートしている。学校沿革史、回顧録、卒業写真(昭和22年度から平成23年度)、閉校までの経緯などが掲載されている。

『美濃・飛騨 味への郷愁』

(道下淳著、岐阜文芸社)掲載:『岐阜新聞』2012.11
今年の6月に死去した、郷土史家・エッセイストの道下淳氏による岐阜の食に関するエッセイ。「月刊ぎふ」に連載していた原稿を1冊にまとめたもの。小説、日記、紀行文など様々な文献に登場する岐阜の食べ物が、著者の思い出とともに紹介されている。岐阜県の食文化のルーツや変遷を知ることができる。

『名画パレード展 岐阜県美術館コレクション』

(富山県立近代美術館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.11
本冊子は富山県立近代美術館で開催された「富山・岐阜交流の日」記念事業「名画パレード展」の図録である。日本画、洋画、岐阜県の代表的な収集画ルドンの作品、ルドン周辺の画家たちの作品と4部で構成されている。

『館蔵品図録 和傘 資料選集』

(岐阜市歴史博物館著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.11
岐阜市の伝統工芸として名高い岐阜和傘。寛永6年(1629年)松平光重が加納藩に移封の際、傘屋を伴って来たのに始まると言われている。その後、加納藩では、傘を特産品として藩財政安定化のための専売制を強化してきた。そんな傘の作り方を江戸時代の絵図で紹介し、蛇の目傘、番傘、切継ぎ等に分けて解説し代表的な傘を紹介しているのが興味深い。

『ぎふ農業農村整備アクションプラン』

(岐阜県農政部農村振興課・農地整備課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.10
本書は平成23年度に策定された「ぎふ農業・農村基本計画」における基盤整備部門の具体的な事業展開を示すものとして策定された。平成23年度から平成27年度の5年間の取り組みが示されている。

『乳幼児ホームまりあ 10年のあゆみ』

(日本児童育成園乳幼児ホームまりあ編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.10
戦後の児童福祉法により、日本児童育成園は養護施設として位置づけられ乳児院と分離されたが、1990年代に再び併設に向けての運動が行われ、乳幼児ホームまりあは誕生した。設立・運営に携わった職員、里親になった人々など、様々な立場から乳幼児ホームまりあに対する思いや歴史が語られている。

『放射性物質拡散シミュレーション結果について』

(岐阜県編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.10
平成23年11月から平成24年9月にかけて実施した放射性物質拡散想定調査の結果をまとめた報告書。本県に最も近い敦賀発電所の位置で、福島第一原発事故と同様の放射性物質放出があった場合を想定している。(岐阜県ウェブサイトで公開しており、ダウンロードできる。)

『子供の大垣志』

(大垣市内小学校地理歴史研究部編、大垣市文化財保護協会復刻)掲載:『岐阜新聞』2012.10
本書は昭和5(1930)年が初版、昭和58(1983)年に大垣青年会議所が脚注を付けた復刻版を再発行したもの。「郷土を愛し、郷土に親しみ、郷土の発展を思う者は、先ず郷土を理解せねばなりません」の一文から始まり、歴史や産業、郷土の先賢を紹介している。

『ふるさと芥見』

(松田千晴著、岐阜市・芥見まちづくり協議会)掲載:『岐阜新聞』2012.9
創立140周年を迎える岐阜市立芥見小学校の沿革史。学校の歴史を中心に芥見地区の古代から現代までの歴史等も網羅している。学校が所蔵する『芥見誌』等、幅広い資料から出来事等をつぶさに拾っており、芥見地区における、今後のふるさと教育にも欠かせない一冊となっている。

『歩きたい道たじみ ウォーキングコース100選マップ』

(多治見市健康づくり推進員ほか編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.9
多治見市のウォーキングコースガイドの最新版。100コース全てについて、見どころの写真を加えて紹介している。秋に紅葉を楽しめるコースにはモミジのマークをつける等、目次を見るだけでコースの特徴が分かるようにしてあり、健康づくりだけでなく市内観光の参考にもなる。

『亦奇録 小原鉄心『亦奇録』現代語版』

(小原鉄心著、横山正訳・注、鉄心会)掲載:『岐阜新聞』2012.9
慶応二年(1866)に大垣藩の小原鉄心が、配下の大垣藩士たちと江戸に向かい、藩の江戸屋敷に滞在後、帰着するまでの約三ヵ月間の日録。鉄心没後140年を迎えるに当たり、鉄心会がその現代語版を作成した。鉄心の交友関係や当時の暮らしぶりが垣間見え、大変興味深い。

『写真でたどる木曽三川いまむかし』

(久保田稔・中村義秋著、風媒社)掲載:『岐阜新聞』2012.9
出版された多くの写真集、市町村史などから川に関する写真を集め、現在と比較しながら、土地にまつわる物語を記した1冊。島崎藤村が命名した弥栄橋、地震で発生した高富の地震湖、薄墨桜の復活等、木曽三川流域の歴史を写真とともに振り返る。

『岐阜県博物館調査研究報告 第33号』

(岐阜県博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.8
博物館職員による研究論文を収録(年刊)。「岐阜県における鉄道網の形成と未成線・廃線について」では明治期から現代までの県内における鉄道網の形成を年表や図で整理・解説しているほか、実際には敷設されなかった未成線をリスト化している。

『番号の付されたやきもの 戦時下の瑞浪窯業生産』

(瑞浪市陶磁資料館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.8
瑞浪市陶磁器資料館で昨秋開催された企画展の図録。第二次世界大戦中の経済統制下、「生産者識別番号(統制番号)」が付された陶磁器のうち、特に瑞浪市域の製品を取り上げている。同時期の陶磁器生産を象徴する代用品や国民食器についても解説。なお、代用品については同館の『研究紀要 第14号』にも論考がある。

『米野の戦いリテラシー』

(高橋恒美著、岐阜新聞情報センター)掲載:『岐阜新聞』2012.8
関ケ原の戦いの1ヶ月ほど前に、現在の笠松、岐南、各務原を戦場として東軍西軍が激突した。この「米野の戦い」は関ヶ原の戦いの単なる前哨戦ではなく、その後の戦いを決定づけるものだったと著者は指摘する。合戦の様子、関係人物、史跡について詳しく解説している。

『下田歌子賞受賞作品集 第9回』

(恵那市先人顕彰事業「下田歌子賞」実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.8
旧岩村町(現・恵那市岩村町)出身の教育者・下田歌子の生誕150年を記念し設けられた下田歌子賞。平成23年は短歌の部「絆」、エッセイの部「先人に学ぶ」を主題に募集を行った。小学生から一般まで、全国各地から応募があり、世代・地域を超えた作品集となっている。

『東海地区学校図書館研究大会(大垣大会)研究集録 第35回 2011』

(東海地区学校図書館研究大会紀要収録編集委員編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.7
2011年8月4、5日に開催された愛知、三重、静岡、岐阜の学校図書館関係者が集う大会の記録。分科会では28の研究・提案が行われ、県内からは小中学校・高等学校7校と大垣市立図書館が発表している。

『没後50年 津田左右吉展展示図録』

(早稲田大学編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.7
津田左右吉の出身地である美濃加茂市と早稲田大学が共催した企画展の図録。前半は日記や草稿などの展示資料の紹介、後半は早川万年岐阜大学教授などからの特別寄稿が掲載されている(企画展は2011年10月15日から12月4日早稲田大学、12月17日から2012年3月4日美濃加茂市市民ミュージアムにて開催)。

『俳句の授業をたのしく深く』

(西田拓郎・高木恵理著、東洋館出版社)掲載:『岐阜新聞』2012.7
県内の小中学校教諭による俳句指導の手引書。小学校低学年から中学生までを対照とし、具体的な指導方法や実際に使えるワークシートを掲載している。前作『たのしい俳句の授業』(岐阜県図書館所蔵)と併せて活用することにより、一層の効果が期待できる1冊。

『ふるさとの民話 5』

(ふるさと創作絵本作成実行委員会編、飛騨市教育委員会)掲載:『岐阜新聞』2012.7
飛騨市が目指す「子育て環境日本一」の一環として企画・編集されたふるさとの民話絵本。平成20年に第1集が出版され、今回は第5集目となる。獅子舞、河童、地名の由来など、古川・神岡・河合・宮川の各地に伝わる民話が絵本になっている。

『岐阜県障がい者福祉の手引 平成23年度版』

(岐阜県健康福祉部障害福祉課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.6
障がいを持っている人が受けることのできる福祉サービスや制度の内容、利用方法についての概略を説明した資料。目の不自由な人も活用できるよう、音声コードもついている。

『中野方町坂折の棚田 文化的景観調査報告書』

(恵那市教育員会文化課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.6
恵那市の北西部に位置する坂折棚田は、江戸時代から築かれてきた石積みの棚田で「日本の棚田100選」にも認定されている。本書は、棚田の保存と活用に必要な基礎資料の収集を目的とした、坂折地区の自然・歴史・生活等に関する調査報告書。住民・恵那市・学識経験者などの様々な立場の人が、坂折の棚田の保存と活用に一体となって取り組んでいる。

『ぎふ・ことばの研究ノート11 岐阜県方言辞典Ⅰア~コ』

(山田敏弘著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.6
岐阜県の方言語彙を網羅した辞典の1巻目。90タイトル以上の郡市町村史を参照して方言集等から語彙を採録したほか、「カド・ケド」「ケッタ」など方言集等には見られない比較的新しい方言についても収録している。次巻の発行が待ち遠しい(今年度中に発行予定)。

『高山城下町絵図 江戸~昭和時代』

(高山市教育委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.6
高山城下町地区の絵図・地図64点を年代順に収録。図集と解説書の2冊構成で、図集は大型(見開きにするとA2サイズ)・フルカラーとなっており、絵図・地図上の細かな記述も読み取ることができる。高山の歴史を次世代に伝えたいという作り手の熱意が込められた一冊。

『岐阜から生物多様性を考える』

(小見山章監修・岐阜新聞社)掲載:『岐阜新聞』2012.5
誰もが、動植物や環境を含む豊かな自然を願っているものの、「生物多様性」という言葉のとらえは人によって大きく違っている。本書は、岐阜の地に学ぶ研究者たちが、人間と生物と環境について、実際に歩いてこつこつと調べた結果をまとめたものであり、4回にわたって開かれた「岐阜から生物多様性を考える研究会」の成果である。

『特別展円空 こころを刻む』

(埼玉県立歴史と民俗の博物館編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.5
日本全国を放浪し数多くの仏像を作った僧、円空が埼玉の地に残した作品を中心に開催された特別展の図録集。仏像の口元に歯が作られていて笑いを表現した作品や、他の仏像では見られない雲文(うんもん)を掘り出している作品など、円空の特徴的な仏像が紹介されている。

『家族の絆 愛の詩3』

(岐阜県養老町著、大巧社)掲載:『岐阜新聞』2012.5
養老町が募集している「家族の絆 愛の詩」シリーズ12回目の入賞作品をまとめたもの。亡くなった祖父へ、おこりんぼうの母へ、いつも遊んでくれる兄へ、家族への思いがこもった作品ばかりである。

『今渡街道』

(多治見市史窯業資料編を読む会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.5
今渡街道は、美濃焼が多治見から木曽川の野市場湊まで輸送されたことにより名付けられた。その後は、船で桑名まで運ばれ、さらに江戸や大坂に運ばれていったという。本書は、考古学、歴史史料、民俗、美濃焼製造者など、多義にわたる分野のメンバーが、この流通の流れに興味を持ち、美濃焼輸送の痕跡をたどりながら調べた成果をまとめたものである。

『岐阜県賃金資料 平成24年版(2012年版)』

(岐阜県経営者協会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.4
会員企業を対象にした人事・労務に関する調査結果に、他団体・行政が実施した同様の調査結果を加えた、人事・労務に関するデータ集。年収、賞与、初任給等について、学歴・年齢・業種別に調査がされている。各データがグラフ等で比較されており、わかりやすい。

『未来につなぐ心の糧 第6回』

(未来につなぐ心の糧作品公募事業実行委員会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.4
主催は北方町。第6回目となる平成23年度は、子どもの部は「夢」、一般の部は「生きがい」というテーマで作文とアートの募集が行われた。今年は国内外から2,878点と、過去最高の応募があった。

『白川郷荻町集落40年のあゆみ』

(白川郷荻町集落の自然環境を守る会編、白川村教育委員会刊)掲載:『岐阜新聞』2012.4
保存の三原則を定め、合掌造り集落を守り続けている会の結成40周年記念誌。集落の保全運動については『白川村史 中巻』等にも詳しいが、住民の皆さんの心意気が受け継がれてきたからこそ、集落が今に残り世界遺産登録へとつながったことを、本書で改めて確認できる。

『平成22年度 市町村財政の状況 地方公営企業編』

(岐阜県総合企画部市町村課編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.4
県内市町村における地方公営企業の決算状況等を企業別・市町村別に集計している資料。当館では昭和44年度分から所蔵しており、過去のデータも閲覧できる。(ただし欠号あり。平成6年度分までのタイトルは『市町村地方公営企業決算の状況』。)

『恵那の蚕糸業のあゆみ』

(恵那シルクの会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.3
野麦峠を歩いた飛騨女工たちが中央線の汽車を利用し、坂下駅が賑わったこと、秋蚕種の製造で全国有数の蚕種製造地であったことなど、恵那地方は戦前から養蚕と深く関わっていた。戦後は、県下でも有数の養蚕・製糸業が盛んな地域となったが、社会情勢の変化の中で、蚕糸業は衰退していった。本書は、その歴史を詳細にまとめたもの。かつて日本の産業の中心であった繊維工業の一端を垣間見ることのできる貴重な資料。

『大垣地域在宅医療マップ』

(在宅医療マップ作成部会編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.3
大垣市の医師・歯科医師・薬剤師・訪問看護士・介護サービス従事者などが連携し、作成した、在宅医療マップ。各機関の提供するサービスがわかりやすく一覧表になっている。

『岐阜県陶磁器試験場の100年展』

(岐阜県セラミックス研究所編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.3
人間国宝の加藤土師萌・加藤孝造を輩出した、岐阜セラミックス研究所の創立100周年の展覧会図録。研究所が保有している2500点以上の陶磁器作品の中から、厳選された190点の展示作品が掲載されている。

『西黒野 小里氏の歴史』

(西黒野小里会刊)掲載:『岐阜新聞』2012.3
「西黒野村舊記」の発見により、西黒野小里氏の歴史は初代頼久が西黒野村に居を構えた時から始まったことが、明らかになった。本書は、清和源氏から土岐郡小里氏誕生までを前半に、大野郡西黒野村における小里一族を後半にまとめたものである。中世から近世にかけて、この一族がどのような歴史を紡いできたのか、新鮮な視点から考えさせてくれる書となっている。

『郷土の武将 竹中半兵衛』

(タルイピアセンター編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.2
「第46回タルイピアセンター企画展」の図録。名軍師竹中半兵衛の一生を「出生と菩提山城」「稲葉山奪取」「近江時代と秀吉」「黒田家と半兵衛」「三木陣中に死す」「英雄再び」の6項目に分け、実資料に即して紹介している。巻末には年表が付されている。

『豊臣方落人の隠れ里 市政・伊東家日誌による飯地の歴史』

(伊東祐朔著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.2
豊臣家の家臣であったがゆえに、徳川幕府の目を逃れて、この山深い飯地(恵那市)に移り住んだ伊東家。第14代当主により、伊東家に伝わる日誌を元に、その家系の歴史をからめ合わせながら書かれた、飯地の歴史である。

『心 No.500別冊』

(社会福祉法人岐阜アソシア編・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.2
岐阜アソシアで活動する音訳ボランティアの皆さんのグループ「はもんの会」は、1970年に機関誌「心」を創刊、このたび500号目を迎えた。本書はその創刊号や100号ごとの記念号を復刻した別冊で、1970年から現在までの岐阜アソシアやはもんの会の歴史も年表にまとめられている。

『高校物理雑記帳』

(村田憲治著 、工学社)掲載:『岐阜新聞』2012.2
岐阜高校で教鞭をとるかたわら、「岐阜物理サークル」でも活動している著者が、これまでの実践してきた工作や実験を紹介したアイデア集。手に入りやすい材料を使った「工作や遊びのネタ」、物理学にふれる「授業と実験のネタ帳」の2部構成で、イラストで分かりやすく図解している。物理学を身近に感じられる一冊。

『養老町が生んだ国学者 田中道麿さん』

(田中道麿翁顕彰会・養老町教育委員会発行刊)掲載:『岐阜新聞』2012.1
江戸時代中ごろ、本居宣長により国学は大きく発展した。同じ時期、養老町に生まれた田中道麿は、数奇な運命を辿る中、名古屋で国学研究の塾を開き、講筵に連なる人が300人を超えるまでになった。その後、宣長と万葉集についての質疑を行い、やがて宣長の主催する鈴屋門に入門、更なる国学の研鑽に励んだ。本書は、希少な資料から、足跡をまとめたものである。

『恵那山 その地質と成り立ち』

(大林達生編、中津川市鉱物博物館刊)掲載:『岐阜新聞』2012.1
オープン13年目を迎えた中津川市鉱物博物館の企画展の解説書。恵那山の成り立ちからそこに生えている植物などを紹介している。

『人・地域・自然が調和した交流都市』

(恵那市役所編・刊)掲載:『岐阜新聞』
「人口減少対策プロジェクト」「長期財政計画プロジェクト」を重点施策とした「恵那市総合計画後期計画」の計画書。「基本構想」、「基本計画」、「実施計画」で構成されている。

『人間国宝土屋順紀紋紗-美濃を織る』

(関市教育委員会発行著・刊)掲載:『岐阜新聞』2012.1
1945年に関市で生まれた土屋順紀は、紋紗に絣の技法を融合させた独自の織物を創作した。瑞々しい色糸で繊細に織りなされた格調高い紋紗織は高い評価を得、2010年には、国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に選ばれている。本書は、2011年に関市立篠田桃紅美術空間で開催された展覧会のパンフレットとして製作されたものである。製作過程もよく分かるように構成された冊子となっている。