江戸時代の美濃・飛騨の地誌や事件の記録です。

荏野冊子

恩田先祖佐藤石見守系図

著者・刊年不明。

岐阜志略

松平秀雲著・延享4年(1747年)。跋岐阜町の事跡を詳細に記載したもの。 町人の家伝や名物の鮎鮨など。

金氏苛政録

著者・刊年不明。宝暦年間に郡上藩で起こった郡上一揆・石徹白騒動について、講談調で書かれた記録。

桑韓医談

北尾春圃著・正徳3年(1714年)刊。養老出身の医者・北尾春圃が、朝鮮通信使に随行した医官・奇斗分から聞き取った問答録。

言志録

佐藤一斎著・弘化2年(1845年)刊。岩村藩の儒学者・佐藤一斎の語録・倫理書。「言志四録」の第1編にあたる。

佐藤一斎言志後録

増補岐阜志略

「岐阜志略」に追加・訂正を加えた編纂されたもの。

濃州志略

松平秀雲著。尾張藩士の著者が美濃の藩領についてまとめた地誌。

濃州徇行記

樋口好古著。尾張藩士の著者が尾張国全土と美濃の終わり藩領を巡回して書き留めた記録『群村徇行記』の美濃部分。代官所ごとに職務に必要な各村の概況を記している。

濃陽徇行記

樋口好古著。尾張藩士の著者が美濃の尾張藩領を巡回して書き留めた「濃州徇行記」に後年加筆したもの。

濃北風雅

尾濃葉栗見聞集

吉田正直著・享和元年(1801年)序。葉栗(羽栗)、中島、海西の三郡を中心に、周辺の厚見、各務郡も加えて、歴史的な事項を記録したもの。

茂々久岐称

伊東実臣著・元文3年(1738年)序。美濃国内全域を対象にした最初の地誌。後に「美濃明細記」と改題される。内容は美濃の山川や社寺、名所旧跡、家系など広範にわたる。

夢もの語

指月斎著・文化6年(1809年)序。飛騨で起こった百姓一揆・大原騒動の回想録。著者は騒動の中心的人物だった大沼村忠次郎(渡辺政定 指月斎は号)。

河羨録

津軽采女正著。現存する最古の釣り専門書とされる。

大寺記

貫証(珍算)撰 享保15年(1730)序 弘仁6年(815)から寛永3年(1626)までの大寺山願興寺(御嵩町)の歴史を記す。

大矢田村天王山禅定寺記

明治初写 大矢田神社(美濃市)の神宮寺であった天王山禅定寺について記す。「藤江村明細帳」を合綴。

新撰美濃志

岡田啓稿 明治初写 尾張藩士・岡田啓が天保初年頃から万延元年にかけて編纂した地誌。当館では武儀郡 下、郡上郡の写本のみ所蔵。

新撰美濃志郡上郡部補遺

神谷道一編 明治10年(1877)緒言 岐阜県職員として史誌編集に携わり、後年、岡田啓の「新撰美濃志」を刊行した郷土史家、神谷道一による補遺。

稲葉氏由緒答問録

月桂庵 月渚編 元禄末頃成立 明治初写 豊後臼杵稲葉氏家臣と、稲葉一鉄の菩提寺月桂庵(現・月桂院)の庵主との間で交わされた、稲葉氏の由緒に関する問答をまとめたもの。

人国記

著者・成立年不詳 明治写 日本各地の風土と気質を記す。

美濃国故実記

著者・成立年不明 明治初写 岐阜城主や美濃国内の古城跡、古戦場等を簡潔に記す。

岐陽故事

著者・成立年不明 明治初写 岐阜に伝わる故事を記したもの。

古義

重松篤太夫著 安永年間成立 安政年間写 別名「地方古義」「尾張地方古義 」など。尾張藩士の著者が、藩内の石高、知行等諸事項を130項目に分類し沿革などをまとめたもの。当館所蔵のものは岐阜県庁旧蔵書で、上巻裏表紙に「上有知官府」の記載がある。

大垣藩地方雑記

美濃国古検地帳

明治初写 厚見郡(元和9年)、美濃国各村(正保2年)、大久保石見守知行所(元和9年)等の検地帳。

美濃国村々領主記

成立年不明 明治初写 美濃国内の城主、領主、寺社領などを記述。

三野古事記

内題「三野国記」。内容は「美濃明細記」巻一や巻十三と一部重複する。

深尾三代実録

郡上古日記

文政6年(1823)写 郡上藩主遠藤氏に関する記録。郡上藩家臣が藩主遠藤常友の命により編纂した「遠藤家御先祖書」の副産物の一つと考えられている。

葆堂漫筆

大垣の画家・漢詩人、戸田葆堂(嘉永4~明治41)による画人の叢伝。